もともと複数OSが考慮されているので、他のドライブを隠す必要は特にありません。
逆に隠さないほうが、自動マウントなどをインストール中に設定できるので便利です。
インストール途中で TurboLinux の fdisk で、パーティションタイプ 0x82 と 0x83 の2つのパーティション確保が必要です。
0x82がスワップ用パーティションで、0x83が本体のパーティションです。
(おまけ)
Linuxは拡張パーティションにインストールすることも可能です。
あらかじめ DOS で拡張パーティションを確保し、swap用と通常用のドライブをDOS領域として作成しておきます。
Linuxのインストール時の fdisk で、パーティションIDだけを 0x82 と 0x83 に変更すると楽にできます。
拡張パーティションにスワップとルート、/home を作成すれば、1領域だけで済み、パーティション領域を無駄にしません。
但し、この場合はLILOをMBRにインストールするか、FDにインストールするかのいずれかになってしまいます。
MBRにインストールした場合は、当然のことながら、MBMが利用できなくなってしまいます。
ルートと/homeを分けている場合は、ルートだけは基本領域にインストールし、スワップと/homeを拡張領域に入れるようにすれば、
3領域使わずに、2領域だけで済み、MBMとの併用も可能になります。
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MBMから拡張領域起動ができることが判明しました。
拡張領域に Linux Swap,root,homeなどすべて混ぜることができます。
Linuxにインストール時に、LILOをいったんFDにインストールしてください。
インストール完了後に、FDからLinux起動して、 /etc/lilo.conf を書き換えます。
先頭行に、
/boot=/dev/fd0
とあるとおもうので、そこを
/boot=/dev/hda2
という風に書き換えてください。ここで、hda2 というのは、拡張領域が存在する場所になります。
IDEなら hda1〜hda4、SCSIなら sda1〜sda4 あたりでしょう。
(もちろん、2台目だったら hdb だったり sdb だったりしますが。)
( Linux がインストールされているのはIDEなら hda5やhda6といった数値になっているはずです。)
編集が終わったらコマンドラインから、
# lilo
とやってliloを書き込みます。
これで、MBMで拡張領域を選択したときに lilo が実行されるようになります。
ちなみに編集した結果はこんな感じ
boot=/dev/hda1 map=/boot/map install=/boot/boot.b prompt timeout=50 default=linux image=/boot/vmlinuz label=linux root=/dev/hda8 initrd=/boot/initrd read-onlyこれだと、IDE#0をすべて拡張領域として確保し、TurboLinuxは拡張領域の中の4番目のパーティションに入っています。
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