ここではSimply3Dでいかにして石柱を作り上げるかと言う実験をやってみましょう。
意地になって輪郭の作成で馬鹿正直に作製するとこうなります。まず『キー』を最大の12にして、その間をへこませるように分割された接線を各キーで動かしていきます。同時に輪郭で真中を膨らませるように変形させます。
問題はキーごとに接線の調整をしないといけないのと、キーの数が最大12個までなので上から見た断面でのへこみの数が細かいものは作れないと言うこと。あとやたらにポリゴン数が増えてしまうのも問題でしょうか。ひとつ二つならともかく実際のシーンで使うのは少し躊躇われる。
メインで使っているドローソフトには『星型』という便利な機能があって、ポイント(星の角の数)を指定してやれば上のような図形を正確に描く機能があります。これを保存するか、コピー&ペーストでSimply3Dの『ツール‐押出し』を使って立体に仕立て上げると出来上がり。
あとは物体のプロパティで『スムーズ』の『角度』を適度に設定すれば(上の場合は80)へこみ目だけがスムーズになります。
←これがバンプマッピングのイメージ
まず普通に円柱を作成し、あとはバンプマッピングに縦じまを設定するだけ。あとはバンプマッピングの幅を調整すると筋の本数が調整できます。端をうまくほかの物体で隠せば出来上がり。
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