【ルール例、Q&A】
(1998.3.1)

=== (01)『 Q&A.エリアの区別 』 【ルールに戻る】===

Q.エリアの区別がしにくいのですが?
A.
 ・ゲームで使用するのは以下のエリア名がある合計14のエリアです。
 
11の陸地エリア→イギリス。スペイン。フランス。南フランス。ライン連邦。イタリア。プロイセン。ワルシャワ。オーストリア。西方ロシア。ロシア。 (注. フランスとイタリアは接していません)。
 3つの海エリア→大西洋。バルト海。地中海。

・海エリアの区分がわかりにくいかと思いますが下記のようになっています。
(例えば大西洋にいるイギリス軍が1エリア分の移動として地中海に移動できます。)

『バルト海』
”接している海エリア”→ 「大西洋」
”接している陸エリア”→ 「ライン連邦。プロイセン。西方ロシア。ロシア。」

『大西洋』
”接している海エリア”→ 「バルト海。地中海」
”接している陸エリア”→ 「イギリス。スペイン。フランス。南フランス。ライン連邦。」

『地中海』
”接している海エリア”→ 「大西洋」
”接している陸エリア”→ 「スペイン。フランス。南フランス。イタリア。オーストリア。」


 ・地図例.イギリス本国エリア
   イギリス   ←エリア名・国名。
 城のシンボル内  ←首都名と守備隊値。
     6VP   ←勝利ポイント。

=================================

==(02)『 例. 活動順決定フェイズ  』【ルールに戻る】=

・例えば活動順決定フェイズで2の目が出た場合。続く活動フェイズでは次の順で活動します。

 プロイセンの活動
 フランスの活動(←2の目)
 オーストリアの活動
 ロシアの活動
 スペインの活動
 イギリスの活動

・例えば活動順決定フェイズで5の目が出た場合。続く活動フェイズでは次の順で活動します。

 プロイセンの活動
 オーストリアの活動
 ロシアの活動
 スペインの活動
 フランスの活動 (←5の目)
 イギリスの活動

=================================

=== (03)『 増強値の増加例 』 【ルールに戻る】===

記号の意味は、B→イギリス。S→スペイン。F→フランス。P→プロイセン。A→オーストリア。R→ロシア。『0/0』→表面ユニット数/裏面ユニット数。です。

     ――――       *    バルト海             
    |イギリス |      *    ―――――――――――――――――
    |    | 大西洋   *   |プロイセン   |   |   |
    |    |       *   |        |   |   |
      ――――     ―――――――|    ――――|   |    |
        ――――――|ライン連邦 |P1/1  |ワル  |   |ロシア|
       | フランス  |      |    |シャワ |西方 |   |
       | F4/1   | F2/0  |    |A2/1  |ロシア|R1/0 |
      |      |  B0/2 |   |R3/1 |   |   |
       |      |      |   |   |   |   |
       |  A0/2 |      |―――――――|   |   |
       |  P1/2 |      |        |   |   |
       |――――――|―――――| オーストリア |   |   |
  ――――| 南フランス| イタリア| A3/0     |   |   |
 |スペイン|      |      |        |   |   |
 | 和平 |      | A0/1  |        |   |   |
 |    |      |      |        |   |   |
 |     |――――――|      |        |   |   |
** ―――――  地中海  ―――――――――――――――――――――――
【戦争体制(国→増強値-最大戦力数):B→1-2。S→1-1。F→3-8。P→1-3。A→1-5。R→2-5】

 例えば、上記の状態で.......

・この状態でロシアが増強した場合、
ワルシャワにオーストリア軍より多いユニットがいるので、増える増強値はワルシャワ分の1のみです。
よって、ロシアの使える増強値は戦争体制の増強値2+ワルシャワ1分の合計3になります。

・この状態でオーストリアが増強した場合、
イタリアに単独でオーストリア軍がいるので イタリア分増強値が1増えます。
ワルシャワにもオーストリア軍がいますが、ロシア軍ユニットの方が多いので、ワルシャワ分は増えません(もし、ロシア軍ユニットが2以下しかい場合、オーストリア軍の方が数が多くなりイタリアとワルシャワ分で増強値が合計2増えることになります)。
よって、オーストリアの使える増強値は戦争体制の増強値1+イタリア1分の合計2になります。

・この状態でフランスが増強した場合、
ライン連邦にフランス軍がいますが、イギリス軍と同数なのでライン連邦分は増えません。
よって、フランスの使える増強値は戦争体制の増強値3分のみになります。

=================================

=== (04)『 連合軍移動例 』 【ルールに戻る】===

記号の意味は、B→イギリス。S→スペイン。F→フランス。P→プロイセン。A→オーストリア。R→ロシア。『0/0』→表面ユニット数/裏面ユニット数。です。

     ――――       *    バルト海             
    |イギリス |      *    ―――――――――――――――――
    |    | 大西洋   *   |プロイセン   |   |   |
    |    |B1/0    *   |  和平    |   |   |
      ――――     ―――――――|    ――――|   |    |
        ――――――|ライン連邦 |P5/0  |ワル  |   |ロシア|
       | フランス  |      |    |シャワ |西方 |   |
       | F6/0   | F2/0  |    |A1/1  |ロシア|R9/0 |
      |      |      |   |    |   |   |
       |      |      |   |   |   |   |
       |  B1/0 |      |―――――――|   |   |
       |  A1/1 |      |        |   |   |
       |――――――|―――――| オーストリア |   |   |
  ――――| 南フランス| イタリア| A4/0     |   |   |
 |スペイン|      |      |        |   |   |
 | 和平 |      |      |        |   |   |
 |    |      |      |        |   |   |
 |     |――――――|      |        |   |   |
** ―――――  地中海  ―――――――――――――――――――――――

 上記の状態でオーストリア軍の移動例です(プロイセンとスペインは和平状態です)。

 オーストリア軍はライン連邦のフランス軍を攻撃するために、ライン連邦に戦力を集中させようと考えたとします。
オーストリアエリアのユニットは通常の移動でライン連邦に行けますが、ワルシャワのユニット(ライン連邦まで2エリア移動)は強行軍しなければなりません。
フランスエリアのユニットは(フランス軍のいるエリアの連合軍は、そこから直接フランス軍のいるエリアには移動できません(ルール10.11))。

●『強行軍宣言』
オーストリア軍はワルシャワの表面1ユニットを「強行軍する」と宣言します。
●『各ユニットの移動』
そして、オーストリアの表面4ユニットは通常の移動でライン連邦へ。
ワルシャワの表面1ユニットは強行軍でプロイセン→ライン連邦へ、裏面1ユニットは移動せず。
●『強行軍判定と海上消耗判定』
オーストリア軍の移動が終了した時点で、強行軍宣言した1ユニットは強行軍判定を受けます。
強行軍表をみてサイをふると、3の目がでたので、このユニットは1損害を受け裏面に(ルール3.1)なります。

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=== (05)『 フランス軍移動例 』 【ルールに戻る】===

記号の意味は、B→イギリス。S→スペイン。F→フランス。P→プロイセン。A→オーストリア。R→ロシア。『0/0』→表面ユニット数/裏面ユニット数。です。

     ――――       *    バルト海             
    |イギリス |      *    ―――――――――――――――――
    |    | 大西洋   *   |プロイセン   |   |   |
    |    |B1/0    *   |  休戦    |   |   |
      ――――     ―――――――|    ――――|   |    |
        ――――――|ライン連邦 |P4/2  |ワル  |   |ロシア|
       | フランス  |      |    |シャワ |西方 |   |
       | F10/0  | A1/1  |    |    |ロシア|R9/0 |
      |      |      |   |    |   |   |
       |      |      |   |   |   |   |
       |  B1/0 |      |―――――――|   |   |
       |      |      |        |   |   |
       |――――――|―――――| オーストリア |   |   |
  ――――| 南フランス| イタリア| A4/0     |   |   |
 |スペイン| A4/0  |      |        |   |   |
 | 和平 | B0/1  |      |        |   |   |
 |    |      |      |        |   |   |
 |     |――――――|      |        |   |   |
** ―――――  地中海  ―――――――――――――――――――――――

 上記の状態でフランス軍の移動例です(プロイセンとスペインは休戦と和平状態です)。

 フランス軍ユニットがフランスに10ユニットいます。

●『強行軍宣言』
 まず、移動の最初にフランスにいる3ユニットを3エリア移動させたいのでこの時点で「この3ユニットは強行軍します」と宣言します。
●『各ユニットの移動』
 フランスエリアにいる8ユニットは次の様に移動しました。
・1ユニットは、 →ライン連邦→イタリア。
フランス軍は敵のいるエリアから直接敵のいるエリアに移動することができ、そこに敵ユニットが5以上いなければ停止する必要がないので、このような移動が可能です (ルール10.12)。
・2ユニット(強行軍宣言済)は、→ライン連邦→プロイセン →ワルシャワ。
ライン連邦には敵ユニットが2しかいないので停止する必要はありません。 プロイセンにプロイセン軍が6いますがプロイセンは休戦状態なのでその存在は無視されます。
・1ユニット(強行軍宣言済)は、→大西洋→バルト海→ロシア。
海エリアを移動したので、このユニットは強行軍判定と海上消耗判定を両方受けます。
2海エリアを移動しましたが、このユニットが受ける海上消耗判定は1回です。
・3ユニットは、 →南フランス。
本当はスペインへ移動したいのですが、南フランスに敵ユニットが5以上いる(オーストリア軍4+イギリス軍1の合計5)でいるので、南フランスで停止しなれればなりません(ルール10.12)。
(ただし、海上消耗判定を受けなければなりませんが大西洋経由でスペインへ移動することは可能です。)。
しかたがないのでこの3ユニットは 南フランスに移動しそこで停止します。
・残り3ユニットは、移動しません。

●『強行軍判定と海上消耗判定』
フランス軍の移動が終了した時点で、強行軍宣言した3ユニットはそれぞれ強行軍判定を受けます。
また、ロシアに移動したユニットは海エリアを通ったので海上消耗判定も受けます(2海エリアを移動しましたが、このユニットが受ける海上消耗判定は1回です)。

 強行軍表をみてそれぞれサイをふります。
・ワルシャワへ移動したユニット(その1)→強行軍判定、サイ目は1で損害なし。
・ワルシャワへ移動したユニット(その1)→強行軍判定、サイ目は5で除去。
・ロシアへ移動したユニット(その1)→強行軍判定、サイ目は3で1損害受け裏面に(ルール3.1)なります。さらに海上消耗判定、サイ目は2でさらに1損害受けこのユニットは除去(ルール3.1)されます。

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=== (06)『 戦闘例 』 【ルールに戻る】===

記号の意味は、B→イギリス。S→スペイン。F→フランス。P→プロイセン。A→オーストリア。R→ロシア。0/0→表面ユニット数/裏面ユニット数。です。

     ――――       *    バルト海             

    |イギリス |      *    ―――――――――――――――――
    |    | 大西洋   *   |プロイセン   |   |   |
    |    |       *   |        |   |   |
      ――――     ―――――――|    ――――|   |    |
        ――――――|ライン連邦 |P2/0  |ワル  |   |ロシア|
       | フランス  | F2/0  |    |シャワ |西方 |   |
       | F4/1   |     |F1/1 |     |ロシア|R1/0 |
      |  R3/1  | A1/1 |   |    |   |   |
       |  B2/0 | R0/1  |   |   |   |   |
       |  P1/2 |      |―――――――|   |   |
       |  A3/1 |      |        |   |   |
       |――――――|―――――| オーストリア |   |   |
  ――――| 南フランス| イタリア| A4/0     |   |   |
 |スペイン|      |      |        |   |   |
 | 和平 |      |      |        |   |   |
 |    |      |      |        |   |   |
 |     |――――――|      |        |   |   |
** ――――― 地中海  ―――――――――――――――――――――――

 ロシアが「移動/戦闘」活動時の戦闘です。

戦闘が発生するのは「移動/戦闘」活動しているロシア軍とその敵軍であるフランス軍が同じエリアにいるエリアのみですから、フランスとライン連邦で戦闘が発生します。
(プロイセンエリアには敵対するフランス軍と(戦争状態が交戦状態の)プロイセン軍がいますが、ここには現在「移動/戦闘」活動しているロシア軍がいないので、戦闘は発生しません)。

 複数のエリアで戦闘がるので、連合国プレイヤーはフランス→ライン連邦の順に戦闘解決していくと決めます。

●●●●● フランスエリアでの戦闘 ●●●●●

●『フランス軍の攻撃』
 複数の連合軍がいるのでフランスプレイヤーは攻撃ユニットの振り分けをします。イギリス軍に表2コユニット、オーストリア軍に表2コ裏1コユニットで攻撃します。攻撃でふるサイ数は9コなので、イギリス軍に4コとオーストリア軍5コふることになります。
戦闘表を見てサイをふり、出た目はイギリス軍に1.6.6.1とオーストリア軍に2.2.6.3.5で、イギリス軍2損害とオーストリア軍4損害です。
連合国プレイヤーはイギリス軍を表2ユニットを裏返し、オーストリア軍は表3ユニット裏返し裏1ユニット除去で損害を適用しました。

●『敗走判定』
 攻撃の結果、エリアに残ったのは、フランス軍(表4裏1)と、イギリス軍(裏2)、プロイセン軍(表1裏2)、オーストリア軍(裏4)、ロシア軍(表3裏1)になります。
フランス軍に表面のユニットがあるのにイギリス軍とオーストリア軍は裏面のユニットしかないのでこの2つの軍は敗走状態になります。このエリアのイギリス軍とオーストリア軍に「敗走マーカー」をのせ、敗走処理をします。
まず『再編成』で、イギリス軍は2ユニットの内の半数の1ユニットを、オーストリア軍は4ユニットの内の半数の2ユニットを表面に戻します。

次に『敗走移動』で、
イギリス軍は大西洋に移動しました(イギリス軍のみが海エリアに敗走できます)。
オーストリア軍はライン連邦に移動しました。
(本国のオーストリアエリアに近付く形でなければなりません。南フランスは(戦闘が起きているフランスと同じく)オーストリアから2エリアの距離になりますし、イタリアへはフランスと接したエリアではないので1エリア移動ではならないのでできません)。

●『連合軍の攻撃』
 連合軍で残っているのは、プロイセン軍(表1裏2)、ロシア軍(表3裏1)ですが、ロシア軍の活動での攻撃なのでプロイセン軍の表ユニットは攻撃のサイが1コづつ、裏ユニットは攻撃できません。従って攻撃でふるサイ数は(プロイセン1+ロシア3の)計4コです。
出た目は4.1.5.2.で3損害。
フランスプレイヤーはフランス軍を表ユニットを3つ裏面にし(表1裏4)にしました。

●『敗走判定』
 攻撃の結果、エリアに残ったのは、フランス軍(表1裏4)とプロイセン軍(表1裏2)、ロシア軍(表3裏1)になります。
 敗走状態の軍はありません。

もし、ここでフランス軍が敗走状態になったならば、このエリアはフランスの本国エリアなので『再編成』も『敗走移動』もしません。敗走マーカーをのせておきます。
そして、「移動/戦闘」活動の最後の手順である『降伏判定』で、このエリアにいる連合軍ユニットの合計はパリの守備隊値の3を越えているのでフランスは降伏することになります。


●●●●● ライン連邦エリアでの戦闘 ●●●●●

 続いて ライン連邦での戦闘を解決しますがここでの戦闘では、先の戦闘でフランスから「敗走移動」して既に敗走マーカーがのった状態(つまり敗走状態)のオーストリア軍4ユニットは地図上に存在しないものとみなされることに注意してください。これらのユニットが戦闘に参加(攻撃されたり、攻撃したり、損害を適用させること)するはできません。

●『フランス軍の攻撃』
 複数の連合軍がいるのでフランスプレイヤーは攻撃ユニットの振り分けをします。オーストリア軍に表2コユニットで攻撃します。攻撃でふるサイ数は4コになります。
戦闘表を見てサイをふり、出た目はイギリス軍に1.3.1.5で、オーストリア軍2損害です。
連合国プレイヤーはオーストリア軍を表1ユニット除去で損害を適用しました。

●『敗走判定』
 攻撃の結果、エリアに残ったのは、フランス軍(表2裏1)と、ロシア軍(裏1)、オーストリア軍(裏1)になります。
フランス軍に表面のユニットがあるのにロシア軍とオーストリア軍は裏面のユニットしかないのでこの2つの軍は敗走状態になります。このロシア軍とオーストリア軍に「敗走マーカー」をのせ、敗走処理をします。
(フランスから敗走して既に敗走マーカーがのったオーストリア軍4ユニットはこの敗走処理とは無関係です)。
まず『再編成』で、ロシア軍とオーストリア軍共に1ユニットずつしかありませんから表面には戻せません(「”各軍の”ユニット総数の2分の1(端数切り捨て)」ということに注意してください)。

次に『敗走移動』で、
オーストリア軍はオーストリアに移動しました。
ロシア軍は(本国のオーストリアエリアに近付く形であればいいので)オーストリアかプロイセンに移動できます。連合国プレイヤーはプロイセンに移動させました。

●『連合軍の攻撃』
 敗走処理の結果フランス軍しか残っていないので、このエリアの戦闘は終了します。
(フランスから敗走して既に敗走マーカーがのったオーストリア軍4ユニットがいますが、この戦闘とは無関係です)。

全ての戦闘が終了したので「移動/戦闘」活動の最後の手順である『降伏判定』に進むことになります。

敗走状態は、『降伏判定と処理』の終了時に敗走マーカーを取り除き、敗走状態ではなくなります。

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=== (07)『』 【ルールに戻る】===

省略

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===(08)『 選択ルールの例.その1 』 【ルールに戻る】===

 連合軍をABCの三人でプレイします。

三人はゲーム前に話し合い、
Aさんはオーストリアとイギリスを。Bさんはロシアとスペインを。Cさんはプロイセンを担当します。
Aさんの合計最大戦力数は14(オーストリア11+イギリス3)。Bさんの合計最大戦力数は11(ロシア9+スペイン2)。Cさんの合計最大戦力数は7(プロイセン7)。

で、Aさんの合計最大戦力数が一番大きいのでAさんは差数VPなし。Bさんが差数VP3。Cさんが差数VP7。になります。

 そして、連合軍は勝利しゲーム終了時の状態は、大西洋にイギリス軍1、スペインにスペイン軍2、フランスにロシア軍3とオーストリア軍4、ライン連邦にプロイセン軍3です。
すると最終的なVPは、

Aさんは9VP
(オーストリア4×2VP+イギリス1VP)。

Bさんは11VP
(差数VP3+ロシア3×2VP+スペイン2VP)。

Cさんは10VP
(差数VP7+プロイセン3VP)。

で、Bさんの勝利になりました。

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  ■□■□■□■□■『ルール例Q&A.d』□■□■□■□■


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