ネットスケープ&JustView・キャッシュ展開プログラム
cache-cache
最終更新日付:2001年01月17日
cache-cache は、インターネットWWWブラウザであるNetscape Navigator
及びJustViewが作成するキャッシュファイルを用いて、インターネットで見たままを
オフラインで見れるように展開するツールです。
cachecache はフランス語で「かくれんば」を意味し「キャシュキャシュ」
と読みます。
検索エンジンを駆使して仕事をなさっている方の強力な助っ人になるべく、
CGI を介して受け渡される検索語を極力ファイル名に表出するようになっています。
例えば、gooで「るなーる」と検索すれば、www.goo.ne.jp というフォルダを
作って、その中に検索結果を "gooるなーる.htm" とファイル化します。
そこからローカルにリンクができるように調整します。
ジャストシステム社の一太郎シリーズに付属するJustViewは使い勝手のよいすぐれた国産のWWWブラウザです。
しかし、JustViewがハードディスク内に作成するキャッシュファイルは他のブラウザと互換がありません。cache-cacheはJustViewで見たままをオフラインで他のブラウザで見れるように展開します。
JustViewの使い方や隠れた機能などは以下のページにわかりやすく書かれています。
「炎のJustView」http://www3.justnet.ne.jp/~kasahara/
通常 Netscape Navigator は以下のフォルダにキャッシュを作ります。
Macintosh版
システムフォルダ:初期設定:Netscape ト:Cache ト
MS-Windows版 Netscape Navigator
C:\Program Files\Netscape\Program\Cache
MS-Windows版 Netscape Comunitator
C:\Program Files\Netscape\Users\XXXX\Cache (XXXXはユーザーID)
Netscape Navigator のオプションメニューの「ネットワークの設定」でこのフォルダ
を変更することができます。
キャッシュファイルの展開にはその情報が書かれたキャッシュログ(Macintoshでは
"CCache log", MS-Windowsでは"FAT.DB")が必要です。Netscape Navigator が処理中だとキャッシュログに正しく
記録されていません。cache-cache を起動する前に Netscape Navigator を
終了しておいて下さい。
JustViewのキャッシュファイルはJustViewをインストールしたフォルダの下位の階層にあります。
キャッシュファイルと同じフォルダにキャッシュログCCHMGR20.DATがない場合は、再度キャッシュログを選択することになります。VSTMGR20.DATは履歴ファイルなので間違えないようにしてください。
ハードディスク上に展開したHTML書類をもう一度、オンラインで見るには
Netscape Navigator の「場所」欄で、ドメイン名より前の部分のカットして
リターンキーを押して下さい。
Windows版の表示例
1999年3月末で多くのプロバイダでor.jpとne.jpの併用期間が終了しました。その変換もcache-cacheはします。
なお変換はタグ内だけです。タグの外のURLの表記はそのままですのでご注意ください。
変換表はプログラム本体とは別にカンマ区切りのいわゆるCSV形式のファイルになって
いますので、MSエクセルなどを使ってユーザーがご自分の責任において改変できます。
最新ドメイン変換表 2000-12-05 更新
ニフティサーブのINTERWAYなどでは、SSLが使われています。プロトコルが
http://でなく、https://です。これは、Netscape Communications社が開発したインターネット上で
安全に決済や個人情報をやり取りするための仕組みです。Netscape Navigator 3.0以降に採用され、
Netscape Navigator 4.0以降でデフォルトになりました。cache-cacheはVers1.5で対応しました。
Netscape Navigator 3.0x のデフォルトの設定では、このSSLのキャッシュは
残らないので、オプションのネットワークの設定で
「SSLを通じて得られたページの持続キャッシュを有効にする」
にチェックを入れる必要があります。
それだけでなく、Netscape Navigatorが終了するときに、このキャッシュは削除されることが多いので
Netscape Navigatorを終了する前にキャッシュファイルを別のフォルダに保存して、この時点のキャッシュ
ログの名前に.bakなどの適当な拡張子を付加して名前を変えてからcache-cacheで処理した方がよいです。
登録ユーザーは特殊設定ができます。
- 追加の画像クリエータ(Windows版にはありません)
追加の画像クリエータを設定すれば、そのプログラムがポップアップメニューに追加されます。追加の画像クリエータを削除するには????を設定して下さい。プログラムの名前は16文字以下にして下さい。
当プログラムで登録するクリエータは、4文字とも1バイト(半角)の英数字か、* か! に限ります。
- infoseekの結果を短縮して出力
ファイルアイコンなど小さなアイコン表示の記述をHTMLテキストから削除します。これによりテキストが約2割縮小し、オフラインでの表示も速くなります。
- ftpをローカル化する
- OPTIONタグ内のvalueもリンク調整
メニューでリンクしている場合(例:www.tcup.com)、ローカル化できます。
- テーブルの終了を検査して調整
- JavaScriptのパラメータもリンク調整 Vers2.1で追加
- FORM ACTION 内もリンク調整 Vers2.1で追加
ただし、これらの機能は実験的なもので、期待していた結果が得られない
ことがあることを御了承ください。
実行中に処理中断ができます。
ウインドウの一番上の行にある「中止」の文字をクリックするか、
キーボードでアップルキーとピリオドキーと同時に押して下さい。
「本当にここで処理を中断しますか?」と確認します。
なお、アップルキーとピリオドキーでは確認のダイアログが出ずに
中断されることもあります。
確認の上で中断した場合は、処理中の中間ファイルは削除され、キャッシュファイルは
元の位置に戻され、再度処理するのに支障のないように適切な処理がなされます。
接続先のフォルダ名が31文字を超える場合、そのままの名前でMacintosh上に展開できませんので、実行中にダイアログを出します。(Mac版Vers1.7で対応、Windows版ではエラーになりません)
「はい」を押すと、フォルダ名を31文字に切り詰めて、処理を続けます。
「終了」を押すと、そのキャッシュファイルは処理されずにプログラムが終了します。
「削除」を押すと、そのキャッシュファイルは削除されて、処理を続けます。
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NET−Uシステムの概要については、
http://www.u-card.co.jp/net-u/
cache-cache 専用掲示板 作者からバグ情報・改修状況を随時通知します。また、ユーザーのみなさんのご意見、ご感想を受け付けています。
ベクターのサイトからFAT版とMS-Windows版がダウンロードできます。FAT版は68KマシンでもPPCマシンでもネイティブコードで動作します。
メールの宛先は
tosci@mars.interq.or.jp
添付ファイルがある場合は事前に連絡してください。
他のるなーるのプログラムについては、
ベクターの作者データページ
http://www.vector.co.jp/vpack/browse/person/an009150.html
をご参照ください。
Netscape Navigatorは米国Netscape Communications社の米国ならびに各国における商標です。JustViewは株式会社ジャストシステムの登録商標です。また、当プログラムにより収集した各テキスト、画像、音声ファイルなどにはそれぞれ著作権があります。権利者の許可なく個人目的以外の複写、配付することは禁じられています。