遅咲きの十三夜

 チキサニ(日本語でハルニレ)はアイヌ民族の創世神話に出てくる樹木です。発達障害を文字どおりに developmental disorder ととらえて、先住民族と狭義の発達障害は実は同じ根の問題だと問題提起する場所です。トシロウとTea Clipperにご乗船くださいませ。ここはその航海ログです。
 
 
最新更新日 2008年05月23日金曜日

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  災害は忘れたころにやってくる
 
 
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葵祭の日に十三へ

 京都市中京区の某ライブハウスでコトリ木が出演する2008年05月15日は葵祭の日でもあり、 阪急電車のイイコトチケットを使って洛北に小旅行することを企んでいたが、この ところのジェットコースターのような気候の変動で昼間に遠出する意欲を失い、せめて淀川の右岸に 出ようと夜に大阪の十三に行きました。

 梅田までなんば経由でバスで出てそこから十三まで歩きました。

梅田貨物駅でコンテナ列車を入換え作業中。梅田貨物駅は廃止されて吹田と百済に駅機能を移転することが決まっているが、高いビルなど建てずに空の広い空間を 都心に残すことはできないのだろうか。

 かつて十三大橋にトロリーバスが走っていた。今、日本だけが先進国で都市にトロリーバスが ない国になっている。石油が出ない国なのに陸上輸送のほとんどをガソリン車、ディーゼル車に 依存する危うさがまともに論議されないで、どうして北京政府やミャンマー政府が批判できようか。 わが国に石油供給が止まり備蓄がなくなったあとは災害地のようになるのは必定なのに。

 5月6日に体調不良で見られなかった 十三第七芸術劇場で映画おそいひとを観賞しました。 レイトショーしかしていないのです。このサイズの劇場としては約三十人の客と盛況でした。 重度身体障害者が連続殺人魔となるとだけ書くと キワモノかと思われまずが、モノクロームとノイジーなミュージックで美しい作品です。 モノクロなので阪急電車と阪神電車の見た目の違いがあまりないところがよろしい。 神社で詩の朗読するシーンもよかった。 夕日なにがしというようなウソのカラー作品を見るぐらいなら、 こっちを見てくださいね。一週間後にこの街に来る天使さま。

十三第七芸術劇場の映画「靖国」に関する張り紙

 映画が夜十時半に終わったおとトロリーバスをしのんで帰りも十三大橋を歩いて渡りました。 トロリーバスを引き継いだ市バス97系統の最終神崎橋行きと橋の上ですれ違いました。旧来のバス は方向幕を赤く照らして最終ということが遠目でもわかりますが、最近病気のように感染している (おそいひと中の詩の引用です)LEDによる方向表示ではこうはいかない。技術の進歩がかえって サービスの低下をもたらす悪例。 中津からこの駅始発天王寺行き地下鉄に乗車しました。御堂筋線のカラーは赤。十八年前の花博で 七色になった大阪の地下鉄も一昨年の年末に今里筋線の開業で八色になってしまった。


 
 

中津ミノヤホールにサンミュー勢が大量出演

 平松愛理さんの母校神戸海星女子学院のすぐ南の王子公園のギャラリーに2008年05月22日の午後,、 チェ・ゲバラの娘さんが講演に来ることを事前に知り、その足で その夜は三ノ宮周辺のライブに行こうかと企んでいたが、このところの ティークリッパーを難破させるような世界的な気候の変動で昼間に遠出する 意欲を失い、せめて阪急沿線 に出ようと夜に大阪の中津ミノヤホールに行きました。東梅田から中津に歩いて北上すると 赤バスが東に向かって通り過ぎるのを見かけました。

 ミノヤホールが月2回おこなっているカクテルは五百円しかもドリンク付きで玉石混交で地元 アマチュアミュージシャンの演奏が聞けるのです。中国四川省で大地震があったことで 後半の出演者がこぞって尼崎市南部の三和商店街のミュージックフェスタ(略してサンミュー) の常連でした。4日前ここに健吉君ともにインスト イベントに出演したアコギターの名手まさ君も十四番手に出演。最後十八番の出演者 小泉雄一氏は七色と題する歌を歌いました。 6月1日に寝屋川にサンミューが出張出演するので、 チキンガーリックステーキの 日本橋ディスクピアのサイン会と日時がかぶっていますが、そちらの前売り券を 買わせていただきました。 神戸に行きたかったアカシとしてラガールカードを購入し、阪急梅田駅の売店で神戸新聞の夕刊を 買いました。一面トップに未来の文字。当夜、寺前未来さんが大阪市内の別の場所、元 クローバーカフェの健吉君がインストイベントをしたことがある場所で ライブだったのですが、そばを 行きは地下鉄谷町線で、帰りは102系統最終バスで通り過ぎることでお許しくださいませ。


 
 
 
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