あまつぶ

12.18【Xの生活】

 ここしばらく、MacOS Xをメインに使ってみている。いろいろ不満はあるが、多少我慢すれば使えるのかも知れないという気持ちになってきた(とは言え、Classicのアップデートのために9.xで立ち上げると、やはり快適でしばらく戻って来れなくなってしまったりするが(笑))。
 Classicは、常時起動となってしまった。Postinoを常に立ち上げてあるため。他にも、今これを書いているDreamWeaverもそうだ。まあ、Classic自体の速度もそれほど遅いわけじゃないし、9.xにくらべれば少しいらいらすることはあるものの、なんとか使用にたえる感じだ。X用のソフトを使うためにいちいち再起動しないといけないという手間を考えればそれほど大きな差はないようにも思えるし。

 さて、Xを使い続けていると、なにかとソフトがほしくなってくる。常に使うClassicソフトはそれほど数多くないが(しかし、それがなかなか移行できずはまっているのだが(笑))、たまにしか使わないClassicソフトも意外に多い。それらのソフトがバージョンアップしていたり、他の同様のソフトが見つかったりすると、使ってみたくなる。というわけで、最近見つけたソフトの紹介など、させてもらおうと思う。
  まず、Goban。名前からもわかるとおり、囲碁ソフト。Macが相手してくれる。インタフェースが非常にX(Cocoa)らしく、好印象だ。碁盤の大きさを自分で好きな大きさに変えられるのもポイント。碁石の大きさも一緒に変わるし、グラフィックもきれいだ。強さは、私にはよくわかりません(汗)。おそらく私よりは強いのではないかと。終了時に少し変な動きをしたのが気になったけど(それで勝敗がわからず)、それ以外は満足。ソースもダウンロードできるのでプログラムの勉強にも使えそう。
 それから、CeDar。 こちらは電子ブックの閲覧ソフト。まだベータ版ということだが、Xに対応している。 一部の機能はまだサポートされていないみたいだけど、私の使い方では特に問題になることはなさそうだ。検索ウィンドウだけを前面に出して検索をした時、結果が出てきてくれないのがちょっと不便かも。Xではアプリケーションごとではなくてウィンドウごとに並べられるから、このあたりのインタフェースをどうするかというのはけっこう悩むところかなと思いつつ。(※ 12/24追記:環境設定の「検索後に前面に出すウィンドウ」で「本文ウィンドウ」を選んでおけばokでした)
  上記ソフトは、どちらもフリーウェアとして公開されている。このように有用なソフトを無償で公開していただき、とてもありがたい。この場を借りて、ありがとうございます。他にも、いろいろ使ってみようと思っているので、また気に入ったものがあれば紹介していきたい。

 さて、あまり進展がない自分のソフトの話。ごたくのX対応版は、なんとか一応ゲームができるところまで辿り着いた。とはいえ、まだ「単に動く」だけの段階。新しい画面イメージを考えながら少しずつ仕上げていこうと思う。
  Phutは、少しずつNib対応をすすめている。ポップアップメニューもNibのメニューから作ることができることがわかり(CreateMenuFromNibでメニューハンドルを得て、ContextualMenuSelectなどを呼ぶだけ)、そのあたりをいじっている。サブメニューも、Interface Builderで作っておくだけでよく、非常に簡単だ(サブメニューの内容をいじりたい(有効/無効とか)時は、コマンドを割り当てておいてそれをもとに探すようにするといいみたい) 。すべて終わるまでにはもう少しかかりそうだけど、順調に進んでいるつもり。
  IconPartyはバグ情報。アイコン作成あるいはアイコン追加のダイアログで、「Xのみ」を選択して作成するとシステムエラーが発生する場合がある(発生しない場合でも、できたアイコンは壊れている)。これは、ICN#あるいはics#が存在しないアイコンを正しく扱うことができていないためで、次のバージョンで修正する予定。申し訳ありませんが、修正されるまでの間、「X標準」を使っていただきますようお願いします。

 今さらながら(といっても買ってからしばらくたっているけど)ハリー・ポッターを読んだ。まずは日本語版を3巻。どうしようかなと思いつつAmazon.co.jpを見ていたらぽちっと押してしまった(笑)。ほとんど衝動買いだったけど、内容は満足。複雑な伏線、個性的な登場人物、また、原書が気になるすばらしい翻訳(言葉を知らないのでこのくらいしか出てきません(汗))。
 読んでいると、「ここは原書ではどう書いてあるんだろう」と思う箇所が何ケ所かあって、どうにも原書を読みたくなってしまった。US版ならばAmazon.co.jpでも買えるが、UK版とUS版では1巻のタイトルからして違う。ということは、中の表現も若干違うかも知れないと思い、思いきってUK版に挑戦(あと、US版はまだ4巻のペーパーバック版がないようなので)。大きな本屋であれば手に入るのかもしれないが、探すのも面倒なので(おい)、Amazon.co.ukにて注文。ペーパーバック版の1〜4巻のBox Setで、17.5ポンド(定価は25ポンド)。日本円になおすと、例えばこことかで為替レートをチェックすると、注文した6日には1ポンドが約178円で、約3100円くらい。それから円安がすすんで(涙)、今日は、1ポンドが187円!? おお、17.5ポンドだと150円も違う(汗)。
 と、話がそれた(笑)。Amazon.co.jpとは違い、商品の価格とは別に、送料がかかる。ここによると、日本への配達は、一番下の「World」を見て、配達ごとに2.95ポンドとアイテムごとに3ポンドがかかる(本で、安い方の場合)。1つ注文するだけなら両方を単に足して、5.95ポンド。今日のレートで日本円になおせば、約1100円。高いと見るか安いと見るかは微妙なところだけど、国外からの配送だし、こんなもんかなと思う。早く入手したい場合はもっと高いのを選べるけど、高すぎ……。
  で、配達はRoyal Mailという会社がしてくれるみたい。英語で電話がかかってきたらどうしようと思っていたのだが(苦笑)、国内の配達は郵便局(ひょっとして常識?)。ちょうど不在で、不在時の配送の紙に「外国様から」と書いてあったのには笑ったが、無事受け取ることができた。送られてきた箱は、Amazon.co.jpのものとほとんど変わらない(ここで写真がほしいところだが、相変わらずカメラがない)。よく見ると最後が「uk」になっているのが違うくらい。あと、宛名の書いてある紙の下の方には、「危険物は入っていません」というような文章とサインがしてあった。その上には、料金の明細が書いてあるのだが、そこには「Freight and Insurance £5.95」という文字が。freightは、運送料という意味らしい。insuranceは保険。ってことは、運送料と保険料をあわせて5.95ポンドってことなのかな??
 内容についてはまだ読んでいないのでなんとも言えないが、包みをあけて思ったのは、「4巻、厚っ」と。2巻と3巻を足したよりさらに厚い。これは読むのに長いことかかりそうだ。電子ブックの辞書も大活躍できそうだなぁ(^^;;;


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