あまつぶ

6.13

 昨日の話の一応続き。ImprMailだけど、どういう形にするか、まだ自分の中でも固まらない。方向性が定まらないので、とりあえずいろんな人に見てもらうことからかなと思い、HYPERCARD PARKのスタックライブラリに登録させてもらうことにした。うちに置いてあるよりも、HyperCardを使っている人に見てもらえる可能性が高そうだし、それでいろいろ意見を聞いてからもう少し考えてみることにしようと思う。ちょっとしたときに使えるメーラーという方向も、まだ一応残っているわけだし。

 昨日予告したとおり、Racineの話。「なにそれ?」って方は、ここを見てもらうと多少はわかるかもしれない。後者の製作ノートによると、最初にアイデアが浮かんだのが96年の11月らしいから、もう1年半以上たっているのか。結局、テストプログラムのPPCバージョンがうまく動かなくて(68kバージョンでもうちのMac以外では動かなかったのか)止まっていたのだが(もちろん他にも理由はあるが)、ちょっと前に試しに動かしてみたところ、なんのことはない、GWorldを作るときにメモリが足りなくなっていただけだった。そこでエラーチェックを入れていればわかっただろうに、省略していたものだから…。うちで問題なく動いたのは、68k版でメモリの使用量が少なくてすんでいたことと、ディスプレイが256色モードだったからGWorldの為に確保するメモリが少なくてすんだから、か。割り当てメモリの量を増やして、256色のGWorldを確保するようにして、確保したあとにエラーチェックを入れるようにして、やっとちゃんと動くようになった(そのうち公開する予定)。
 どういうゲームにするかはともかく、時間の管理をしてちゃんと定まったペースで動くようにしないといけない。機種によってスピードが違うというのでは困るし。昨日書いたこととだぶるけど、Time Managerを使って、一定時間ごとに呼び出してもらおうと考えたのだが、Time Managerで設定できるのは、「○○秒後に呼んでね」というようなもの。「○○秒ごとに呼んでね」というのは、呼んでもらうごとに「次は○○秒後ね」としてやらないとできないらしい。これでもちろん問題はないわけだが、、「次は○○秒後ね」と指定するときに、そのTMTask構造体のアドレスがわからないといけない。IMによると、最新のTime Managerではルーチンが呼ばれるときにA1レジスタにアドレスが入っていると書いてある。これを使えばもちろんできるのであろうが、PowerPCのときはどうなるのだろう。エミュレーションで動かせばそのエミュレータ内にあるA1レジスタを参照すれば動くのだろうけど。
 そこでつまってしまって先に進んでいない。Time Managerを使わず、TickCountを使って無理矢理速度調整しているものを動かすかぎりでは、68kバージョンでもppcバージョンでもたいして変わらないような気もするから(これまでぼくが作ったいろいろなプログラムで、ppcバージョンにしたら劇的に速くなったというものって全然なかったりするけど)とりあえず68kバージョンで作ろうかなとも思うのだけど…。ほんとはなにか割り込みとか使った方がいいのかなと思いつつ、、使い方がわからない(笑)。ま、ゆっくりやっていくことにしようかな。ゲームを作るの、ひさしぶりだし。

 たぶん次ははいぱかのメーラーについての話だと思うけど、ひょっとしたら機種依存文字の話かもしれない。メーラーとも関係あるから、メーラーの話の中でちょっとだけって感じにするかもしれないけど。


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