あまつぶ

8.7(2)

 ふぉるだ振り分け1.20b1リリース。全自動モードはまだだけど、全自動でなくても今までよりかなり使い勝手がよくなったと思うので。「機能拡張フォルダ」だとか「ブラウザのプラグインフォルダ」だとか使いそうなものをリストアップしてメニューにしてくれるのでわざわざダイアログを使って探していかなくてもよくなった。今のところぼくが使いそうなフォルダについてのデータしか入っていないので他にも便利なものがあればいろいろ追加していこうかな。
 ファイルタイプのポップアップメニューを作ったときも自分では密かに感動したんだけど(笑)、今回はそれよりもっと感動が大きかったかも。「なんで今まで思いつかなかったんだろ」って思うくらい(めんどくさそうだって思ってたのもあるけど)。アプリケーションの検索ルーチンもうまい具合にさくっと動いてくれたし。同じアプリケーションが複数インストールされていた場合の処理が結構面倒だったりしたんだけど(現在のバージョンでは同じアプリケーションが6つ以上インストールされていると5つまでしか選択できないが)。
 全然関係ないけど、InternetExplorerのクリエータコードってなんだろ…。インストールしてみないとわからないので今回のバージョンでは対応していない。どなたかわかる方がいたら教えてほしいな…。あと、プラグインのあるフォルダはNetscapeと同じく「Plug-ins」なのかもあわせて。「インストールしたらすぐやん」っていわれそうだけど、インストールするのはいいけど消すのがめんどくさそうで^^;

 このふぉるだ振り分けもそうだけど、これまでに作って公開したソフトについてはすべてのバージョンのアーカイブをバックアップしてある。バグが見つかったときに前のバージョンではどうかというのを試すためという目的も一応あるけど、なんというか「アルバム」みたいな感じも強い。たまに暇なときにかなり前のバージョンを展開して動かしてみて…なんていうのは昔のアルバムを引っ張りだしてきてぱらぱらめくっているようなものだ。ふぉるだ…は最初のバージョンからそれなりの形になっているので(とはいってもかなり手抜きだが)それほどなにかを感じるということもないが、IconPartyはすごい。
 最初はもう、単にウィンドウが開いてそこにドットを打つことができるだけのアプリケーションで、ファイル処理もできないうちにまず作ったのがアンチエイリアスだったりするし。バグもかなり多くてウィンドウの外を塗ってしまったりとか「ああ、こんなバグもあったなぁ」と思い出すことも多い。できの悪い子供ほどかわいいとかいうけど、バグの多いプログラムほど思い入れも大きいのかもしれないな(笑)。更新履歴が1024*768で2ページ半にもなるんだから…。作り始めてから一年半もたっているのにバージョン0.10b6ってのもありつつ。まあやることが多いからなんだけど。
 らんだむ…も最初のバージョンでは「設定」というものすらなく、初期設定ファイルにResEditでパターンを追加しておくと変更してくれる…というとんでもないものだった(笑)。パターンを管理できるようにしたら、まずはコントロールパネルの「デスクトップパターン」が目標となり、ドラッグ&ドロップに対応してみたり。だんだん「らんだむ…」じゃなくても単体で使えそうなものになってきているかも…。取り込みルーチンを手直ししてパターン集とかをつけたらBeforeDarkみたいなものになれるかも。

 らんだむ…もふぉるだ…も、あとGeneva…も、だいたい目標としていたところに近付きつつあるのでそろそろほってあったRacineにとりかかるつもり。その他にSendEMail(旧ImprMail)とかせんちゃとかはいぱかからTCPを使えるようにするXCMDとか、、実はいろいろあるような気がするけど、、、Racineをメインにして行き詰まったり飽きたり(苦笑)したときに続きを作っていくことにしようかな。意味もなくワイヤフレームのデモとか突然作りたくなるかもしれないけど…(なんでや(笑))。
8.7

 Geneva2OsakaとPageMillの件、なんとか解決したようだ(報告ありがとうございます>伊藤さん)。まあデモ版で解決したら普通いけるかとは思いつつ。ただひとつ、「2バイト文字への配慮が足りないのではないか」というもやもやとした気持ちがぼくに残っただけであとは綺麗に解決と。
 それからGeneva以外のフォントへの文字化けについてだけど、今のところ他のフォントに対応する予定はなし。少なくともうちで使っているソフトでの文字化けはこれだけでほとんど解決できているから。他のフォントについても対処するだけなら別に難しいことではないのだけど、例えば今の機能にCourierだとかMonacoだとかのフォントを日本語フォントに変更するようにしたとすると別のところで新たな問題が生じてしまうような気がするのだ。
 本当はGenevaについてもアプリケーションごとに変更するものとしないものを設定すべきであると思うのだが、いちいち設定するのも煩わしいしあまり複雑になるのもいやだしということで今の形になっている。これにさらに他のフォントも対処することになると、さすがに設定なし…というわけにもいかなくなる。もちろん「設定が複雑でもいいからできるかぎりすべての文字化けに対応できるものを…」という要望があるとは思うけど、Geneva2Osakaがめざしているのは「最小限の努力である程度の効果」なので。
 要望の多いソフトには個別で対処してもいいかなと思う。また、あるいは今のGeneva2Osakaの機能をデフォルトの機能としてそこからある程度カスタマイズできる…という方向もあるかもしれない。今のところどのソフトでどんな文字化けが起きているのかぼくにはわからないのでなんともいえないが(上に書いたようにうちでは解決しているので…)少しずつ考えていこうかな。

 そういえばこのページで以前から無断でメールいただいた方などの名前(っていうか名字か)を載せてしまっているが、もしまずいという場合には「名前はだめ」ってメールに書いておいてほしい。ソフトに関する情報などはできるだけ多くの方に知ってもらうほうがいいのでここですべて紹介していて、そのときに感謝の気持ちを込めて名前を掲載させていただいていたのだけど、ひょっとしたら「どうして無断で…」と思われた方もいらっしゃるかもしれないので一応補足。
 それと、ここからどこかのページにリンクをはるときにページの名前に「〜さん」とつけて紹介している場合とつけずに紹介している場合があるんだけど、これらの違いは、「〜さん」は個人運営(ちいさな団体も含む)のページ、つけていないときはそれ以外(企業とか)にしてあるつもり。ページの一部にリンクしているときもなにもつけていないと思う。これまではそれほど意識していなかったけど、考えてみるとどうするのがいいのかいまいちよくわからない。ページの名前に「〜さん」をつけるのはちょっと変だという気もするけど呼び捨て(?)ってのも妙な感じ。うーむ。ま、ここでは上に書いたように統一していこうかな。

 ふぉるだ振り分けのことを少し。1.2、鋭意作成中。そういえば1.10b1で、設定のされていないファイルをドロップしたときのフォルダ選択でNavigation Serviceが使えないという落ちがあった。手元にあるバージョンでは修正してあるが、1.2用に手直し中なのでしばらくお待ちを。ひょっとしたら全自動モードを搭載する前に1.15くらいで公開するかもしれない。全自動でなくてもそこそこ便利になりそうなので。
 アプリケーションの位置を検索するルーチンをかかないといけないなと思っていたら、実はほぼ同じ動作をするルーチンをすでに作ってあった。ファイルのクリエータコードからアプリケーション名を見つけるルーチンがまさにこれ。これはデスクトップファイルに登録されているものを元に探すわけだけど、一般のアプリケーションについてはこれで問題ないはず。ハードディスク全体からクリエータがxxxxでファイルタイプがAPPLのもの…と探すよりたぶん速いと思うし。

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