あまつぶ

6.29 【ついに移行?】

 Malph風の某ランチャがまだ使いづらいながらも一応それなりに動くようになったので動作テストもかねてDragStripから移行。見た目にはほとんどMalphと変わらないくらいの感じで、一瞬「なにが変わったの?」といわれそうなものだけど、8.5上でも安定して動くし(重要)パレットをいくつも作ることができる(これはDragStripを使って初めて便利だということを知った(汗))。それ以外の機能ではMalphより劣るところが多いけど(起動中のアプリケーションを管理する機能とかはないし)実用上はこれで十分だと思われる。
 が……いきなりのバグ発見(ぐは)。ファイルを開いてもらおうと思ってパレットにドロップしたら、、入っていたものが消されて入れ替えられてしまった。あれれ? そんなことはしないように中身が入っていたら開くというふうにしたはずなのだけど。移行したとたんにこれでは不安だなぁ。昨日リリースしたばかりのQT-Qの新バージョンにもいきなりバグが見つかったし、憂鬱なり(笑)。
 結局原因は、リストからデータを取り出すときにデータサイズを初期化しておくのを忘れたというしょうもないバグ。以前にも経験してそれ以来気をつけていたはずなのに。。やはりあせるとミスが多くなるなぁ。うむむ。

 見た目はMalph風だけど、登録のしかたなどはDragStripの方が近い。グローボックスでパレットの大きさを登録して各セルにアプリケーションやファイル、フォルダなどをドラッグ&ドロップで登録していく。Malphのインタフェースも好きだったのだけど、パレットをたくさん用意するとなるとどれに登録するかが問題になってくるから。
 セルのコマンド+クリックでそのファイルをFinder上で表示するというMalphのインタフェースはそのまま踏襲。コントロール+クリック、あるいはしばらくクリックし続けるとメニューが表示されて削除、情報を見る、などができるというのはDragStripを真似てみた。DragStripでは、クリックし続けると最近開いたファイルのリストを表示してくれるが、ぼくはあんまり便利だとは思わなかったので。また、空セルをクリックし続けた場合にはそのセルにファイルを追加するメニューを表示すると(未完成だったりするが)。
 セル間のドラッグ&ドロップについては、内容のあるセルからないセルにドラッグされた場合は中身の移動、あるセルからあるセルにドラッグされた場合は交換という形にするつもり。DragStripではドラッグしたファイルをドロップされたアプリケーションで開くようになっていたけど、そういう機能が必要になる局面というのはあまり考えられない気がするので交換の方が便利かなと。また、Finderにドロップされた場合はそのファイルのエイリアスを作成、ごみ箱にドロップされた場合は内容の消去かな。
 1つ不便なのは、各セルにはアイコンしか表示されないことか。アプリケーションだけを登録している場合はアイコンだけでも十分だが、書類やフォルダをいろいろ登録するとどれがなんだかさっぱりわからなくなってしまう。それはまずいのでなんらかの形で表示するべきだが……。Malphではコントロールパレット内、DragStripではマウスカーソルが乗っているセルの近くに名前が表示されるようになっているが、そのどちらかをまねるくらいしかないのかな。パレットのどこかに名前を表示する部分を作るという手もあるけどあまり複雑にはしたくないしなぁ。ま、これは追々考えていくことにしようか。

to June 28, 1999 ↑ to June index → to June 30, 1999