あまつぶ

7.2 【もうすぐ完成?】

 バルーンヘルプは敢え無く挫折。HMShowBalloon()を呼んでも、バルーンヘルプがオフの場合は表示してくれないようだ。うむむ。しかも、フロントアプリケーションでない場合には勝手に「このウィンドウはアプリケーション“〜”に依存します、云々」と表示されてしまうからどうしようもない。WDEFだけ借りてきて独自にバルーン表示をするという手もあるが、そうするくらいならウィンドウの一部に名前表示部分を作った方が楽だ。とりあえず、パレットの下にでも名前表示ができるようにしようかな。。
 名前表示部分を作ると、ちょっと気になるのはグローボックスの位置。やはりウィンドウの右下にあるべきだと思うけど、名前表示しているかどうかによって、リスト部分と重なるかどうかが変わる。今は一番右下のセルはグローボックスで多少隠されているからそこはクリッピングして……とやっているのだが、今度はまず名前表示しているかどうかを判別しないといけない。ん〜、なんともややこしい。かといって今の位置のままで名前表示を追加というのも気持ち悪いし、まあしかたないか。
 名前の表示ができるようになったら一応完成といってもいいかな。アイコンの大きさを変えたり出来ないけどぼくには必要ないし(笑)、起動中のアプリケーションを管理できないけど8.5以降ならOS標準のやつがあるし(使いにくいけど)。まあ必要な機能を思いついたらその都度追加していけばいいだけだからあまり気にせずにいくことにしよう。
 Finder上にドラッグするとエイリアスを作成……という機能を考えていたのだけど、任意のファイルのエイリアスを簡単に作る方法が思いつかないので保留。エイリアスのリソース自体はすぐ作れるのだけどファイルタイプの指定がなんだかめんどくさそうで。アプリケーションなら'adrp'、フォルダなら'fdrp'だとかいうルールがあるからそれに従って作らないといけないみたいだから。ま、とりあえず'drop'で作っておけばFinderでそのファイルをいじったときに該当するファイルタイプに変更してくれるみたいだけど。

 PICT保存の謎の続き。コピーについては妙なことをしなくてもうまくいっていたはずだったのだが、画像の一部をコピーした場合にはうまくいかないらしい。おそらく、OpenPicture()で書き込まれた数十バイトのどこかに作成しようとしている位置が保存されていてそれを破棄してしまっているのがまずいんだろう。そんなわけでまた保存ルーチンと同じように先にダミーのデータを入れておいて……と、やってみた。が、コピーされたデータを開こうとするとデバッガに。
 コピーされたデータのサイズは、保存の時と同じように奇数バイトになっている。これをまた偶数バイトに補正してやればいいのかなとやってみると、これがまたあっさりと成功。さっぱり原因はわからないが、とりあえずはこれでいけているみたいだからよしとするか……。IMにはそんなことは一切書いていないのだけど、、よくわからんなぁ。

 ランチャの動作テスト中にポップアップフォルダが無効になってしまった件について。DiskFirstAidで一通りチェックしてみたけどおかしな場所は見つからず、ついでにDisinfectantで壊れたファイルがないかどうかもチェックしてみたけどなにも見つからなかった。おかしなボリュームの中に「OpenFolderListDF」という名前のファイルが入っていたからこれを消してみたがだめで、最後にFinder 設定と起動ディスクにあった上記ファイルを消して再起動してみたら無事復帰。その後またおかしくなってしまっていたが、、今は大丈夫なんだろうか。まいったなぁ。

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