あまつぶ

11.13 【ようやく復活】

 しばらく微熱が続いていて大変だったが、だいぶ楽になってきた。更新のペースはそれほど変わらないかも知れないけど、がんばって更新。

 IconPartyにPNGを処理する機能をつけた。これまで特に予定に入れてはいなかったのだけど、gdもいつのまにかGIFと決別したそうなのでうちもやってみようかなと思ったわけ。libpngのMac用のライブラリもあることだし使ってみない手はない。
 必要なものはlibpngとzlib。共に、PNG (Portable Network Graphics) Home Siteからたどれる。上に書いたMac用のライブラリはJack Jansen Homepage (Home Page?)にある。ちょっとバージョンが古いので、ソースファイルを入れ替えてちょっと手直してコンパイルし直せばok。
 細かい使い方は付属のドキュメントを読めばわかるから置いておいて、libpngを使ったアプリケーションを使う場合の注意事項などを。ぼくが最初はまったのは、intとdoubleのバイト数。上でダウンロードできるMac用のライブラリの68kバージョンでは、4-byte intと8-byte doubleを使う設定で作成されている。このライブラリを使う場合、アプリケーションの方も当然同じ設定でコンパイルしないといけない。それがいやなら、ライブラリの方の設定を変更する。うちではライブラリの方を変更してみた。
 また、カラーパレットのリストのアラインメントが68kとppcでは違う。うちではカラーパレットはいつも同じだからと手抜きをしてリソースから読み込むようにしたらここではまってしまった。結局GIF用に用意してあったものと使い分けることによって解決したが、その都度まじめに作った方がいいかも知れない。
 もうひとつ。読み込みで、カラータイプがRGBのイメージを24bitのGWorldを作って読み込む時のこと。1ピクセルが4バイトに対応するからpng_set_fillerを使用してみたが、なぜかうまくいかない。結局1ピクセル3バイトの状態のまま読み込んで自分で補正するという方法をとった。もっとうまい方法があるのかも知れないが、とりあえずはこれでいいや。どちらにしてもフルカラーの絵をIconPartyで読み込むということもあまりないと思うし。

 そういえばディスプレイのガンマ値を簡単に得る方法ってあるんだろうか。最近のOSではコントロールパネルでいじることができるくらいだから調べる方法がありそうな気がするんだけど。PNGにはガンマ値を保存できるから設定しておくことができれば使えそうかなと思ったのだけど。まー、システム256色しか使えないから無理に対応する必要もないのだけど。

 とりあえずこんなところかな。そうだ。Postino QuoColorの正式版をリリースしたのでPostinoをお使いの方はぜひ使ってみてくださいませ(汗)。


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