ミーとチーのこと vol.1

まずは、ミータンの幼少のころ...






 この子が我が家の1匹目の猫ミータンです。三毛猫、メス、この7月で1歳 になりました。
 出会いは昨年の7月6日、1週間に及ぶ長雨の最後の日のこと。どこからと もなく聞こえてくるビャービャーという鳴き声、それは夜9時頃から深夜まで 片時も休まることなく続いていました。
 そして深夜2時、ただならぬ物を感じた私は付近を捜索、ごみ捨て場のがれ きの下にまだ眼も開かないずぶ濡れの子猫を発見したのです。
 連れて帰ってからがまた大変でした。ミルクをスポイトで与えてやっても受 け付けないし、体はまるでノミの巣のような状態で、寝ている間以外はビャー ビャーと鳴きながら、さまよう始末。
 そんなこんなで1週間ほど経った頃、ミルクも飲んでくれるようになり、気 分も落ちついたのか夜鳴きもなくなり、体もさっぱりきれいになりましたが、また ひとつ心配事ができました。
 それは、うんちをしないことでした。ミルクをやった後、ティッシュで肛門を 刺激してやると、おしっこを出すのですが、うんちは出てきません。お腹をマッ サージしたり、ミルクにハチミツを混ぜたりしたのですが、お腹がだんだんパンパ ンに膨れてきました。
 最後は病院に連れて行ったところ、獣医さんのマッサージでようやく茶色いも のが出てきました。獣医さんは少し強めにお腹を揉んでいたようなので、家に帰 って同じようにやって見たところ、見事にうんちが出ました。私と妻は、茶色い ティッシュを持って、涙が出そうなくらい喜びました。

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