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この子は成猫になるまで無事に育つのだろうか? そんな思いが時々胸をよぎりましたが、育て親の心配をよそに、ミータンは すくすくと育っていました。 しかし冬に入った頃、ミータンに異変が起きました。メス猫の宿命、そう 「さかり」です。 みょーな声を発しながら、お尻を突き出してもだえている様は、育ての親と して見るに忍びません。年頃になった娘が「したーい、したーい、エッチした〜 いん」と身悶えしているのですから... 結局、春がきて気候が良くなった頃、避妊手術をすることになりました。 外で自由にするのか、家の中でおいしい物を食べるのか、猫にとってどちらが 幸せなのかは知る由もありませんが、家で次々と子猫を増やされても育てきれな いし、かといって子猫をかつてのミータンのように捨てるのはもってのほか。 これも人間のわがままなんだな、と感じながらも防止策である避妊をすること にしました。 手術は簡単なもので、午前中に獣医にあずけて夕方には帰って来れました。麻 酔が醒めてから、いつまでも、いとおしそうに傷口を舐めている姿を見て、胸が 痛みました。 さて、ここでミータンの性格について一言。ミータンは次のチーチと違って、 ちょっと神経質で、勝ち気です。 あまりにみんなで可愛がりすぎたせいか非常にわがままで、意に反して抱き上 げられたりすると、すごい形相で「ハーァッ」と、牙を剥きます。 猫はあまり干渉せずに、自由気ままにさせるのが一番と知りました。 |