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手書き風

 フォントと配置の乱れで手書き風の感じを出してみました。(かなり、わざとらしい乱れですけど)

 (1)テキストツールで文字を書きます。使用フォントはCosmic Sans MS 41ポイントです。

 (2)[ブラシと塗り]ウィンドウの[ブラシ]タブで[ブラシの種類]に[なし]を指定します。

 (3)[ブラシと塗り]ウィンドウの[塗り]タブで[塗りの種類]に[基本]を指定します。

 (4)[ブラシと塗り]ウィンドウの[エフェクト]タブで[エフェクトの種類]に[ドロップシャドウ]、[エフェクトの名前]に[ソフト]を指定します。

 (5)鉛筆ツールで適当な線を描画します。今回は以下のような線を作成しました。

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 (6)テキストツールで書いた文字と、鉛筆ツールで書いた線を両方選択し、[テキスト]メニューの[パス上に結合]を選択します。

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銅のプレート

 銅のプレート上に立体的に彫られたロゴをイメージしてみました。

 (1)楕円ツールで楕円を書きます。

 (2)[ブラシと塗り]ウィンドウの[ブラシ]タブで[ブラシの種類]に[なし]を指定します。

  (3)[ブラシと塗り]ウィンドウの[塗り]タブで[塗りの種類]に[線形]、[塗りの名前]に[銅]を指定します。

  (4)[ブラシと塗り]ウィンドウの[エフェクト]タブで[エフェクトの種類]に[ベベル(内側)]、[エフェクトの名前]に[パイプ]を指定します。

 (5)テキストツールで文字を書きます。使用フォントはImpcat 44ポイントで、カーニングを13%に設定しています。

 (6)[ブラシと塗り]ウィンドウの[ブラシ]タブで[ブラシの種類]に[カリグラフィペン]、[ブラシ名]に[ウェット]、[ブラシチップのサイズ]に13を指定します。

  (7)[ブラシと塗り]ウィンドウの[塗り]タブで[塗りの種類]に[基本]を指定します。

  (8)[ブラシと塗り]ウィンドウの[エフェクト]タブで[エフェクトの種類]に[エンボス]、[エフェクトの名前]に[隆起]、[隆起]に3、[コントラスト」に100%、[柔らかさ]に[0]を指定します。

 (9)楕円と文字をグループ化して[エフェクトの種類]に[ドロップシャドウ]、[エフェクトの名前]に[基本]を指定します。

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ベネトン風

 ブラシの設定でベネトン風?にしてみました。

 (1)テキストツールで文字を書きます。使用フォントはImpact 44ポイント、カーニングに27%を指定しています。

 (2)[ブラシと塗り]ウィンドウの[ブラシ]タブで[ブラシの種類]に[基本]、[ブラシ名]に[柔らかい線]を指定します。

 (3)[ブラシの編集]ウィンドウの[オプション]タブで、 [チップ数]に3、[チップの間隔]に110%、[バリエーション]を[ランダム]に設定します。

 (4)(3)[ブラシの編集]ウィンドウの[筆圧感知]タブで、[色相]の[ランダム]を50%に設定します。

 (5)[ブラシと塗り]ウィンドウの[エフェクト]タブで[エフェクトの種類]に[ドロップシャドウ]、[エフェクトの名前]に[ソフト]、[距離]に8を指定します。

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くねくね

 手書き風とほとんど同じ手順ですが、アルファベットのおもちゃを並べた感じをイメージしてみました。

 (1)テキストツールで文字を書きます。使用フォントはCopperplate Gothic Bold 24ポイントです。カーニングを29%、行送りに124%を指定しています。

 (2)[ブラシと塗り]ウィンドウの[ブラシ]タブで[ブラシの種類]に[なし]を指定します。

 (3)[ブラシと塗り]ウィンドウの[塗り]タブで[塗りの種類]に[基本]を指定します。

 (4)[ブラシと塗り]ウィンドウの[エフェクト]タブで[エフェクトの種類]に[ベベル(外側)]、[エフェクトの名前]に[ベベル(外側)]、[幅]に8、[コントラスト]に75%、[柔らかさ]に3、[距離]に135を指定します。

 (5)鉛筆ツールで適当な線を描画します。

 (6)テキストツールで書いた文字と、鉛筆ツールで書いた線を両方選択し、[テキスト]メニューの[パス上に結合]を選択します。

 いかがでしたか? いずれのロゴも、作成時間約5〜15分(構想時間含む)で作成することができました。

 Fireworksでは特にロゴのようにフォントが中心となるケースでは、Edit&Previewがリアルタイムにかつ何度でも行えることのメリットが大きく、ペイント系のツールだけで作成するケースと比較して、画期的に生産性が向上します。ですから、どなたでも最悪、今回紹介したレベルのものは作成できると思います。

 Fireworksでグラフィックスを作成する場合、事前に頭の中でイメージが固まっていなくても、ブラシ、塗り、エフェクトの組み合わせを色々試している過程で、思いがけずに良いものができる場合が多いので、試して見てください。

 次回は「素材を作るには?」と題して、Webページで使用する壁紙、区切り線、ポイントボールなどを作成する手順を紹介しようと思います。

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