第11回 Fireworks2の新機能


 昨年の夏に発売されたFireworksですが、早くもFireworks2が発表になりました。日本語版は4月23日に標準価格24,800円で発売されるようです。現在、マクロメディアのページでトライアルバージョン(英語版)がダウンロードできます。

 そこで今回は、Fireworks2トライアルバージョンのインプレッションをお届けしたいと思います。

全般的な印象

 Fireworks2は前のバージョンと比較して、それほど大きな機能追加、インタフェースの変更などはありません。このことからも前作の時点で、既に製品としての完成度が高くかったと言えるでしょう。インタフェースに大きな変更が無いことから、Fireworksユーザはスムーズに2へ移行できると思います。

 細かな部分ではさまざまな改善がなされており、正に「かゆい所に手が届く」仕上がりになっています。

 例えばFireworksでは、1つのオブジェクトに複数のエフェクトをかける場合、それが単一オブジェクトでもグループ化する必要があり(TIPS-1参照)、直感的な操作とは言い難い面があったのですが、Fireworks2ではエフェクトペインで同時に複数のエフェクトを指定できるようになりました。

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1.なんの変哲も無い文字に対し、

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2.インナーベベルとドロップシャドウを同時に指定すると・・・

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3.重厚感のある文字を簡単に作成できました。

 

 

 この他にも、さまざまな部分が改善されており、ユーザの意見をフィードバックする姿勢が感じられて、たいへん好感が持てます。

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