PC−8801
(定価 228,000円)
CPUはPC−8001と同じですが本体とキーボードが別になり、グラフィックも高機能(640×400)になりました。PC−8001のN−BASICの機能を拡張したN88−BASICが搭載され、プログラムは主にこのBASICを使って作成しました。
N88−BASICはその後長い間、NECのパソコンに搭載され、数多くのソフトが作成されました。ソフトが多くなるとパソコンが売れ、ますますソフトが増えるという好循環がNECのパソコンの強さの元となりました。
ROMにN−BASICも持っています。NECはPC−8001のソフトウェアをそのまま使えるようにして、ユーザーがPC−8801に移行し易いようにしました。NECが80年代後半〜90年代初めにかけて国内で圧倒的シェアを得ることができたのはこの辺の配慮も一因です。
PC−8801は1983年11月にフロッピーディスクを内蔵したPC−8801mkU(定価275,000円)が発売され、その後もモデルチェンジを重ねて主に学習、ホビー用として数多くが出荷されました。
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