PC−9801
(定価 298,000円)
CPUは16ビットのインテル社の8086(クロック5MHz)が採用されました。漢字はまだ標準では使用できず、漢字を使用するためには別途、漢字ROMボードの購入が必要でした。N88−BASIC(86)を搭載。PC−98シリーズの成功の一因はPC−8801で使用されていたN88−BASICを継承したことでPC−8801のソフトウェアを使えるようにしたことにあります。
(日本の最初の16ビットパソコンは1982年4月に三菱電機から発売されたMulti−16です)
本体の右側の大きな箱は8インチフロッピーディスク装置(記憶容量は1枚あたり1MB)です。
本体の左側の箱はハードディスク(記憶容量は5MB〜10MB)です。10MBのハードディスクの価格は40万円以上もしました。
OSとしてマイクロソフト社のMS−DOS(Ver1.25)、デジタルリサーチ社のCP/M−86(Ver1.1)も発売されました。
PC−9801とニューヨークの貿易センタービル
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