PC−9801F2  (定価 398,000円)

 
CPUはインテル社の8086−2(クロック8MHz)です。PC−9801より10万円高いだけでフロッピーディスクドライブ(FDD)が2台と漢字ROMもついていたので感激でした。フロッピーは5インチ、640KBです。ハードディスクはまだほとんど普及してなかったのでFDDが2台あることは大変便利でした。企業内で使うために必要な機能が標準でそろった最初のパソコンではないでしょうか。このPC−9801Fはその後のNECの98シリーズの原型となりました。
1984年末にはFDDの1台を10MBのハードディスクに置換えたモデル(F3)も発売されましたが、この頃のハードディスクは高価でF3の定価は758,000円もしました。







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