PC−9801NC  (定価 598,000円)

 
画面にTFT液晶が採用されました。TFT液晶は画面が美しく、画面の応答速度もCRTディスプレイ並の速さでしたが、この頃のTFTは非常に高価でした。これはTFTの製造が難しく製品の歩留まり(良品の割合)が悪かったためです。
CPUは32ビットのインテル386SX(20MHz)。40MBのハードディスクモデルの定価は738,000円です。


■ 用語
1) TFT液晶 カラーの液晶。カラー液晶にはこの他、不鮮明・動きは遅いが安価な液晶(DSTN等)がありカラーノートパソコンに広く使用されましたが、最近(2001年10月)はTFTが安くなったため見かけなくなりました。
2) i386 インテル社のCPU。インテル社のCPUは8086の後、80286(16ビット/82年)、i386(32ビット/85年)、i486(32ビット/89年)、Pentium(32ビット、外部バスは64ビット/93年)と進歩しました。



戻る