PC−9821Af
(定価 1,200,000円)
いよいよPentium(32ビット、外部バスは64ビット)の登場です。CPUのクロックは60MHzです。
しかし価格は大変高価です。
OSにWindows 3.1がプリインストールされています。
PC−9821はグラフィックの解像度が640×480ドットの製品の名称です。従来のPC−9801の解像度は640×400ドットです。
NECはノートパソコンでもPC−9821Ne(カラー、解像度640×480)を発売しWindowsへの対応を強化しました。
この頃から日本でもWindowsが急速に普及をはじめました。WindowsアプリケーションはPC−98シリーズでも、AT互換機でも動作したのでWindowsの普及がNECのPC−98シリーズの終焉の始まりでもあったのです。
(MS-DOS時代のアプリケーションソフトはPC−98とAT機では互換性がありませんでした。このためソフトが豊富なPC−98が優位にたてました。)
Pentium はこの後、約13年間インテル社の主力CPUとなりました。Pentium の後継は 2006年に発表された Core シリーズです。
メモリは7.6MB、ハードディスクは510MBと、少し前に比べて随分増えてきました。
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