2. モンゴル文字の入力環境の構築(II)
 高橋まり代さんの運営されている『言の葉』でWindows用およびMac用*のモンゴル文字フォントが配付されている。
 このフォントは笹川科学研究助成を受けた文字研究の一環として作成されたもので、非営利目的であれば無償で使用できる(詳しい使用条件はここを参照)。

Windowsへのインストール
(1)使用条件を読んだ上でWindows版のフォント(mongol.exe)をダウンロードする。
(2)フォントは自己解凍形式で圧縮されているので、 mongol.exeのアイコンをダブルクリックすると解凍先フォルダを尋ねられるので、任意のフォルダに解凍する。


(3)コントロールパネルから「フォント」を開き、「ファイル・メニュー」より「新しいフォントのインストール」を選択する。

 フォント「追加ウィンドウ」が開くので、先にフォントを解凍したフォルダを指定、一覧に表示された後、「すべて選択」ボタンを押すと、フォントがインストールされる。



入力時のキー配列についてはここを参照。

Macintoshへのインストール
 フォントの解凍にはStuffItExpanderが必要なのであらかじめインストールしておく。
(1)使用条件を読んだ上でMacintosh版のフォント(MongulBicig_Mac.sit.hqx)をダウンロードする(ブラウザによっては自動的に解凍が行われる)。
(2)MongulBicig_Mac.sit.hqxをダブルクリックするとMongulBicig_Macというフォルダが現れる。

MacOS 9.x(Classic)へのインストール
 フォルダの中のフォント・ファイルを全て選択し、そのまま起動ディスクのシステムフォルダにドラッグ&ドロップする。フォント・フォルダにインストールする旨のアラートメッセージが出るので「OK」を押す。


MacOSXへのインストール
 フォルダの中のフォント・ファイルを全て選択し、~/home/Library/Fontsへドラッグ&ドロップする。



入力時のキー配列についてはここを参照。

*筆者は、高橋さんの公開されていたWindows用モンゴル文字フォントのMac版への変換を手伝わせていただいた。モンゴル文字フォントを無償で公開され、またMac版の公開に快諾いただいた高橋さんに感謝したい。
なお、Mac←→Windows間のFontの変換方法はこちらで説明する。

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