第一章

ポピちゃんアルバム

生後1ヶ月頃から8ヶ月頃までの成長の記録です。

生後2ヶ月頃までは、ミルクで育ち、離乳後は、ピーナツ、ぶどう、ドッグフード、カロリーメイト等を、黙々と食べ、またたくまに、ウサギの倍以上に成長。
生後6ヶ月でもう体は成熊になりました。
でも精神的にはまだ自立していないせいか、呼ぶと、すぐに走って来るのでよく散歩によく出かけました。
散歩に連れて行くと、道路ではなくその側溝を走り回って時折、自分の位置を確認するために、顔を上げて見回すのです。

ところが、1才のころ、夜小屋から逃げ出しました。
飼っていた2羽のアヒルをかみ殺し、木に登り、屋根を駆け回り、近所の庭に潜り込み、犬はワンワン吠え大騒ぎ。
呼んでも帰ってくるわけがありません。
ガサガサ音がするので、近くにいるのは間違いありません。
一瞬、手をすり合わせて洗うしぐさをしている光景が目に浮かび、おかしくなりましたが、そんな場合ではありません。
目を凝らして、音がする方向を見ると、金色に光る2つの玉が。
ポピちゃんもこっちを伺っているのです。どうしよう?
幼い時に入れていたオリに、好物のするめ、ピーナツを入れ、待つ事にしました。
家の中に入って窓から時々のぞく事十数分,ポピちゃんがオリ入ってきました。
オリの入り口と反対方向から近づくと、期待通りワーウと言って向かってきました。
その夜は、オリに閉じ込めました。
翌朝、おおあばれして興奮して眠れなかったのか、オリの中でポピちゃん音頭を踊っていました。
その近くには、2羽のアヒルが首をかまれ血を流して倒れていました。
この時を最後にポピちゃんの散歩は終わったのです。

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あらい熊のポピちゃん

Copyright (c) 1998 ポピ
最終更新日: 1998/5/11