MSXって何ですか?
古くなった内容や、間違っている内容を訂正してみた。[98/04/27]
MSXワンポイントレッスン
English Lesson
序章 ー我が青春のMSX〜思い出〜ー
我が青春のMSX。小学校4年生の時(1983年)、
ナショナルのCFー2000というパソコンを買ってもらった。
これがMSXとの出会いだ。実際に「使っていた」のは、去年(1995年)の夏
DOS/V機を組み立てるまでだ。
今は、ディスクのバンドが切れたままだからハードディスク起動しかできないようになっている。
ディスクのバンドはファミコンのディスクシステムにもバンドがあるがあれは
4・5回アロンアルファでごまかして使っているうちに、ファミコン探偵クラブを
初めからやってエンディングに行く読み込みでまた切れるという耐久度にまで落ちてしまった。
だから、解決策はバンドを替えるのが一番である。MSXのバンドは面倒くさいので替えてない。
いつか、他機種のバンドなしのドライブを付けてやるつもりでいる。
そう思って1年程たってしまった。fMSXに出会ってしまったのが悪かったのかな?
このまま、MSXを眠らせて置いたら頭が錆び付いてしまうと思い、
ここにMSXを忘れぬよう、記録を残すものである。
レッスン 1 ーMSX生誕〜希望〜ー
MSXはマイクロソフト社によって企画提唱されました。
今は、アスキー社の商標となっています。MSXとはコンピューターの規格の名前であり
コンピューターの名前ではありません。MSXは、Z80A(相当)
というCPU(中央演算装置)と、その周辺機器で成り立っています。
規格が決まっているといっても各メーカーは、スペックを満たして、
ソフトが互換になる様にマシンを作ればよく、
それは各社の独自の味つけの余地の残った規格になっていました。
あるメーカーは、スペックを規格ぎりぎりまで落として低価格化をねらい、
あるメーカーは、ハイエンドユーザー向けに、スペックに余裕を持たせて
マシンを練り上げていくといったさまざまな戦略が可能なのです。
レッスン 2 ーMSX〜黎明期〜ー
初めに、”MSX”が発売されました。いまでは、後継機が出ている都合上、
このスペックを”MSX1”と呼ぶようになっています。
”MSX”は、当時としては比較的速いZ80A相当品(4MHZ)をCPUとして、
ウェーブのかかった音を3chから出せるPSG(AY-3-8910相当品)を音源として、
TMS9918相当品をVDP(ViDeo Prossesser)として、積んでいました。
多くのメーカーが色んなマシンを売り出し、そのどれもが独自のアーキテクチャーを持っていました。
1983年の秋の事です。この時期にリリースされたソフトは、
質・量ともにすごくほぼ毎日の様に新しいソフトが増えていきました。
ソフトを出していた会社といえば現在では大御所、コナミ・ナムコ・アスキーなどなどです。
この時期のMSXの標準的なスペックは、メインRAM(主記憶)に8〜32KB、
V−RAM(映像用記憶)16KBであったにもかかわらず、
とても面白いゲームばかりでした。(ほんとに当時はおもしろかった・・)
また、プログラムテクニック的にもすぐれていました。(テセウスとか)
レッスン 3 −MSX2〜成長〜−
次に、”MSX2”の規格が発表されました。CPUは変わらずそのままで、
画像処理を大きく強化した仕様でした。VDPにはV9938というチップを使用していました。
このチップは、最大512色中16色もしくは256色同時発色できるすぐれものです。
いままでの、9918が16色のみだったことを考えるとえらい進歩です。
これにより表現力が上り、グラッフィックを強調したソフトが増えてきました。
Hなゲームが出始めたのもこの頃です。(確かにMSXでも出てますが微々たるもんです)
メモリもメモリマッパーという新しい構造を使って、いままで64KBが限界だった場所に、
最大4MB(1スロット当たり)置くことができる様になりこれを使って、
256KBのメモリを搭載した機種も出てきました。
レッスン 4 −DiskDrive〜爆発〜ー
もうMSXの時代から、ディスクドライブは出ていました。たしか、MZシリーズや、
ファミコンのディスクシステムで有名なクイックディスクドライブも出ていました。
(当時非常に欲しかった)しかし、いかんせん高価な為、普及には至りませんでした。
しかし、ある時異変が起きました。あるソフトの発売からディスクドライブが普及しだしたのです。
あるソフトとは”Ys”(諸説入り乱れていますがここでは追求しない)。
このゲームをする為にディスクとMSX2を買いに行く人がたくさん出たそうです。
折から、パナソニックがMSX2の規格最低ラインにディスクドライブを付けた機種を
5万程で発表したところ。このゲームは他機種でも出ているのですが、
他機種だと20万ぐらい掛かるのに、MSX2だと、5万。
ゲームをするのだったら文句なしにMSX2でしょう。
と、いったわけでディスクドライブがMSXに(ほぼ)標準装備されたわけです。
レッスン 5 ー雑誌〜MSX立役者〜ー
ここらで視点を変えて、陰の存在に目を向けて見ましょう。今、周りに目を向けて下さい。
コンピューターの本がごろごろしているでしょう。
レッスン 6 ーMSX2+〜塑性限界〜ー
レッスン 7 ーMSXturboR〜遅れてしまった進化〜ー
終章 ーfMSX〜エミュレーターはオリジナルを越えられるか?〜ー
すみません、、まだここまでしか書いてません。悲しくてあまり書きたくないのですがねぇ・・・。