余談、雑談、豆知識!
    さて、連載?第2回は、素材集経営者らしく、GIFアニメ作成にあたっての
  ワンポイント講座をしようかと思います。

<第一回> <第二回>(このページ)

  <第二回>「GIFアニメ作りのワンポイント!」
  	〜アニメGIFの命、動きについて〜

 さて第2回は少しは役立つかもしれない「素材(アニメGIF)」作りのワンポイントアドバイス。
皆さんご存知のように、うちのページは素材集(ほとんどアニメGIF専門)をやっております。
来ていただいてる方の中には、自分でもGIFアニメを作ってみたいと思ってる(もしくは既に
作っている)方もいるでしょう。そんな人に少しでも役立てばというコーナーです。

 アニメGIFを作るのは実は結構簡単です。動かすコマ数だけ絵を用意して、編集ソフト
(フリーソフトのもある)で一続きのアニメにするだけです。その辺の作り方は、雑誌とかにも
載ってるかもしれないし、長々と説明することでもないので省略しますね。参考までに、うちの
走るペンギンの原画を下に公開しますね。(右が完成品)




8コマありますが、使いまわししてるコマがあるので、原画は5コマしか書いてません。
つまり、5枚も描けばかなり動きのあるものが作れます。

さて、動きは各自の思うように自由に作ってもらったらいいわけですが、ここで大きなポイント
があります。下の2つのアニメGIFを見比べてください。どちらも同じ原画を用いていて、
コマ数も同じですが右の方がより自然で「走ってる!」って感じがしませんか?
      


この2枚の絵の違いは、左が体の上下動なし、右が上下動ありというだけです。上下動といっても、
ただ点1〜2個程度上下にずらしているだけ。それだけでも多少は違ってくるわけです。人間は
走るとき体が上下に揺れますね、その動きをアニメGIFに取り入れたわけです。
この絵の場合は下動以外の動きが結構多いので、上下動がなくても結構ちゃんと見えますが、
動きの少ない絵ではこの差がはっきり出てきます。
例えば手を振ってる様子を考えてください。手だけを振ってるのと、上半身をも揺らしながら手を
振ってるのでは、わずかな違いですがだいぶ感じが変わりますよね。
下の踊ってるオコジョを見てみましょう。

      

右側が普通のもので、左側が、上下動と左右の体の揺れをなくした状態のものです。


少し体を揺らしたり上下させるだけで、どれだけ感じが変わるか分かってもらえたでしょうか?
 逆にいえば、一見動きの少ないGIFアニメでも、うまく上下動や揺れを加えてやることで、
動きのあるアニメに変身させられるわけです。
なお、GIFアニメにこの上下動や揺れを加える時の(僕の)ポイントは、実際の人間や動物の
動きを元にすることです。そうすれば、より自然な動きになっていきます。


さて、少しはGIFアニメ作りの参考になったでしょうか? とりあえず第2回はこの辺で
終わりとします。

    


<第一回>
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おまけ
GIFアニメ編集ソフト(フリーソフト)紹介。(あくまで一例です)

WIN    : GIF Animator
(入手先)
MAC    : GIF Builder (入手先)

この他にも、窓の社、VECTOR等を探せばソフトは色々あると思います。
(WIN、MAC共)