シャーシダイナモ測定 その2
インプレッサの実力をシャーシダイナモで測定してみました。
前回の測定と同じ場所(超自動後退K○DAIRA...伏せ字になってない(^^;)、同じくらいの気候で、半年間の成長?がよく判ります。
- 経緯
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トルネオ乗りのトルネコさんのサイトでまたもや話があり、参加させてもらいました。今回は7台の測定です。11時から始めて2時すぎまでかかりました。
kappa号の隣が妖しい(自称)ファミリーカーのトルネコ号です。
前回の2月の測定から大きく変わったのは、エンジンがクレーム交換でリビルド品になった点のみです。
#リビルド品とは同様のクレーム交換になったエンジンをメーカーでバラして組み直したものです。
#このリビルド作業はスバル車の場合STiが請け負っています。
##で、その作業内容からライン組みの新品エンジンより高精度との噂です。
###2002年10月からSTiでなくリビルド業者に変更されたとの噂です。
- 測定
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やっぱりマッドフラップは邪魔みたいでした(^^;
かすかに見える白い排気ガスが当日の気温を物語っています。
今回は横のガラス窓に陣取って撮影しました。
測定手順は前回と微妙に違いました。
前回はローラーを回してから、クラッチを切って駆動系の損失を先に測定していましたが、今回は全開の測定後にクラッチを切ることで損失の測定を行い、エンジンの回転を上げるのを2回から1回に減らしていました。
- 結果
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項目 | 前回 | 今回 | ライン・色 |
計測馬力 | 215.5ps/6300rpm | 240.2ps/6000rpm | 3番目 |
修正馬力 | 260.7ps/7500rpm | 285.0ps/7100rpm | 2番目 |
修正トルク | 32.1kgm/4200rpm | 34.5kgm/5200rpm | 1番上 |
となりました。
4番目の紺色のラインが損失馬力です。
前回と同条件(4速ギア、DCDロック(50:50))で測定しました。
なお、カタログスペックは280PS/6500rpm、36.0kg-m/4000rpmです。
前回の測定から25psアップしていました\(^^)/
一応カタログ値を越えています\(^^)/
#トルクは越えてないけど(^^;
エンジン以外に考えられる違いは以下の点です。
・エンジンオイルの劣化度(前回:4000km走行、今回:800km走行)
・測定手順が違っている(駆動系損失の測定)
この程度の違いで25psの変化は考えにくいので、エンジンの違いで(上記分を差し引いても)10〜15ps程度パワーアップしていると判断できます。
恐るべし、Tuned by STi.....(笑
#ここではエンジン個体の当たり外れは無視してます(爆
今回の一等賞はディフェンディング・チャンピオン、シュガーさんがシングルタービンBNR32で500psオーバーを叩き出し、他を圧倒していました。
彼のBNR32は測定後プラグがかぶって全交換してました(汗
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