分 野 | 画像ビューア |
種 別 | フリーウェア(個人使用の場合) |
作 者 | Irfan Skiljan さん |
最新版の 入手先 |
http://stud1.tuwien.ac.at/~e9227474/ |
内 容 | 一般的には「画像ビューア」として扱われているようですが、単なるビューアではありません。たいていの画像処理がこれひとつでできてしまうほどの機能と性能を持っています。とてもフリーとは思えないほどです。 まず、対応しているファイル形式の豊富さが特徴です。しかもプラグインは一切必要ありません。アニメーション GIF の表示や、動画やサウンドファイルの再生までもが可能です。*.exe ファイルや *.dll ファイルからアイコンを抜き出すこともできます。したがって、「画像ファイルのコンバータ」としても十分に使えます。 コンバータとしての便利な機能にバッチ処理( Batch Conversion: ファイル形式の一括変換)があります。指定したフォルダ内の指定したファイルすべてを、一括して指定したファイル形式に変換する機能です。 減色・サイズ変更・回転などができるのはもちろんのことですが、特殊効果も数々備えています。ホームページのバナー用に画像を立体化することまでできるんです。 スキャナからの読み取りやパソコン画面のキャプチャも可能ですし、画像ファイルを壁紙に設定したり、フォルダ内の画像を画面全体にスライドショーさせることもワンタッチでできます。画像ファイルのサムネイル表示もできます。スライドショーやサムネイル表示にも様々なオプションがあります。 細部をカスタマイズすることも可能で、多くのオプションをもっています。また、ほとんどのコマンドにショートカットキーが割り当てられているので、キーボードから手を離さずに操作できるのも魅力です。 開いているファイルの名前・サイズ・色数がタイトルバーに、開いているフォルダの中にある画像ファイルの数がツールバー上に表示されるんですが、これはたいへん便利です。 このほか、できることがありすぎて紹介しきれませんが、一番気に入っているのはスペースキーを押すだけでフォルダ内のファイルを次々に読み込む機能です。画像ファイルを探すときには非常に便利です。 頻繁にバージョンアップがされていて、さらに高機能化しています。唯一の欠点は英語版だということだったんですが、Ver. 3.35 で多言語対応となり、日本語もサポートされています。したがって、アドインとして組み込むことにより、メニューが日本語表示されるため、まったく問題ありません。 |
分 野 | スケジューラ |
種 別 | シェアウェア(\1,000) |
作 者 | おぬまゆういち さん |
最新版の 入手先 |
http://www.tk.xaxon.ne.jp/~onuma/ |
内 容 | スケジュール管理ソフトにもいろいろとありますが、データの見やすさや入力のしやすさ、あるいは動作の軽さがポイントになると思います。そんな中でも、この『おかる』はデータの表示に関して非常にユニークな特徴を備えています。作者の言葉を借りれば、「従来のデイリーやマンスリーといった既成のスケジュールソフトの固定観念を打ち破る「マルチズーミング機能」を備えた新しいスケジュールソフト」なのです。 Excel のシートタブのようなものがあって、このタブによって表示形式を切り替えます。標準でデイリー、レベルウィークリー、ウィークリー、2ウィークリー、4ウィークリー、ブロックマンスリー、マンスリー、イヤリー、カレンダー、ダイアリーの 10 のページを備えています。さらに、それぞれのページで、フォントや色、時間軸の方向、枠の立体化などの設定を変更できます。また、標準以外のレイアウトのページを作ることも可能です。 画面に表示される情報としては、スケジュールのほか、(デジタルとアナログ両方の)時計・カレンダー・スケジュールのメモ・To Do などがあり、これらの表示位置及び表示するかしないかを個別に設定することができます。 スケジュール部分のカスタマイズと組み合わせれば、まったく自分好みのスケジューラができあがります。 ユーザーインターフェイスとして、Windows95/98 に準拠した GUI はもちろん、MS-Office ライクなツールバーやボタンを備えているので、マウスによる操作性は高いです。しかも、ほとんどの操作がキーボードからも実行できるので、キーボードから手を離さずに作業することもできます。 そのほかの特徴としては、次のようなものがあります。(主として Readme.txt から抜粋)
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分 野 | ヘルプファイル作成支援ツール |
種 別 | フリーウェア |
作 者 | Koji27 さん |
最新版の 入手先 |
http://www.marimo.or.jp/~koji27/ |
内 容 | ヘルプファイルを作成するには Word のようなリッチテキストを扱えるエディタまたはワープロで内容を記述し、それを Microsoft Help Workshop(別途入手してインストールする必要あり)というヘルプコンパイラでコンパイルする必要があります。(このあたりのことについては「教師のためのパソコン小技集」の中の「自作ヘルプファイルの利用」のページを参照) Word で記述するという作業もコンパイルする作業も、実はなかなか面倒です。この HelpDesigner はヘルプの内容を記述するために特化されたエディタであり、ヘルプコンパイラが実際にヘルプファイルを作成するときに要求する各種ファイルを自動作成するためのツールです。 HelpDesigner は1つのヘルプファイルを1つのプロジェクトとして管理します。1つのプロジェクトは最大 512 のページを管理することができます。 起動画面はアウトラインプロセッサによくあるタイプの2画面構成です。左側がエクスプローラのようなツリー形式で、この部分でページを管理します。ツリー表示で行うページの管理は Word などを使ってのヘルプ作成とは比べモノにならないくらい便利です。そして画面の右側はエディタの入力エリアです。 エディタ部でのフォントの種類・サイズ・色等の設定は通常のワープロと同じ操作ですので、初めてでも簡単に操作できます。またヘルプ特有のページ間のリンクなどの指定も簡単です。メニュー[ショートカット]以下の機能を使ってページ間のリンクを設定したり各種ヘルプ文を挿入できますし、拡張ショートカットと呼ばれる機能を使えば、標準では挿入できないヘルプ文や、普段よく使う文章を簡単に挿入できます。検索用のキーワードの設定も簡単です。 入力が完了すればコンパイルすることになるわけですが、このときわざわざヘルプコンパイラを起動してそこで操作する必要はありません。コンパイルするときは、ヘルプコンパイラを意識することなくワンタッチの操作によって、裏で呼び出してコンパイルさせてくれます。これはとっても便利です。 各場所に適した右クリックメニューが用意されており、そこからほとんどの機能を実行可能です。さらに自由にカスタマイズ可能なショートカットキーを使えばキーボードでの操作も快適です。 細かい点まで配慮が行き届いており、高機能であるのに大変使いやすくなっています。 フリーというのが信じられないソフトです。 |
分 野 | Java 開発環境 |
種 別 | フリーウェア |
作 者 | Borland さん |
最新版の 入手先 |
http://www.borland.co.jp/jbuilder/foundation/download/index.html |
内 容 | Java を使った開発が注目されています。Windows だけでなく Linux などにも対応している上に、Web アプリケーションが脚光を浴びている現在では魅力的な存在です。ただし、その開発環境を手に入れるのは高価でしかも難しいもののような気がして、なかなか手が出ないということがあるかもしれません。なかでも Borland の JBuilder は人気のある製品のようですが、Enterprise 版やProfessional 版は、ちょっと試してみようという程度では敷居が高いような気がします。 しかし JBuilder にはもうひとつ Foundation 版というのがあって、実はこれは全くのフリーなのです。 フリーと言ってもデータベース関係の機能が省略されているなどの点を除けば、GUI の設計・コードエディタ・コンパイル・実行など、基本的には上位のバージョンと全く同じ開発環境が手に入ります。Java 2 環境で Swing コンポーネントなどを利用できるので、学習するには最適だと思います。もちろん、実際に開発することも可能です。詳しくは、Borland の JBuilder のページ(http://www.borland.co.jp/jbuilder/)をご覧ください。 JBuilder 4 Foundation には、かなりのドキュメントとサンプルがついていますので、容易に Java および JBuilder について学習することができます。特に最初に読み込まれる「Welcome」というサンプルファイルは、それ自体がサンプルであってソースなどの研究にも役立つわけですが、同時に JBuilder のチュートリアルでもありマニュアルでもあるので、たいへん役立ちます。これを出発点として、チュートリアルに従って操作をしながらサンプルを研究すれば、独学でもひととおりの学習ができると思います。 JBuilder 4 Foundation 日本語版は、Borland からの CD-ROM 送付サービス及びダウンロードサービスで入手可能です。詳しくは、JBuilder 4 Foundation のページ(http://www.borland.co.jp/jbuilder/foundation/index.html)をご覧下さい。また、雑誌や書籍の付録 CD-ROM に収録されているケースもありますので参考にしてください。ただし、以上の入手形態は、2001年3月現在のことであって、これ以降配布方法等が変更される可能性もありますのでご注意ください。 なお、手に入れた Foundation 版をインストールした後で実際に利用するためには、初回起動時にインストールキーを入力しなければなりません。このインストールキーは Borland のページにアクセスして利用者登録をして入手しなければなりません。もちろん無料ですし、手続きも簡単です。URL は http://www.borland.co.jp/jbuilder/foundation/webreg/index.html です。 <2001年12月 追記> その後、JBuilder 5 がリリースされ、現在では JBuilder 6 のリリースがアナウンスされています。JBuilder 5 の無料版のダウンロードは、こちらからどうぞ。 |
分 野 | 画像減色ツール |
種 別 | フリーウェア |
作 者 | 多摩川 源五郎 さん |
最新版の 入手先 |
http://www.vector.co.jp/authors/VA013060/software/ |
内 容 | パソコン上で画像を扱う場合、ファイルサイズを小さくするためには減色する必要があります。高価なソフトウェアを使えば画質を維持しながら減色することが可能ですが、フリーソフトとなると満足のいく結果にならないのが普通のようです。Padie は減色処理のみに特化されたフリーのツールであり、「時間をかけてでもキレイに減色しようというアプリケーション」なのです。時間がかかるといってもたいしたことはありません。世間(?)では、フリーでありながら高性能であるとの評判です。 処理したい画像ファイルを開いた上で減色します。「減色」ボタンで設定パネルを出し、減色の設定を済ませたら、「OK」を押します。減色が開始され、タイトルバーの下のプログレスバーが減色の進捗状況を知らせます。減色が終了すると、減色結果が新しいウィンドウで開かれます。 設定パネルでは細かい設定が可能です。ただし、細かく設定できるということは、最良の結果をもたらす反面、初心者にはやや辛いところもあると思います。しかしヘルプを参考にしながらトライしていくうちに、試行錯誤で最適な設定がつかめるはずです。 ヘルプには減色処理に関する解説も付いています。勉強にもなりますので、一読されることをおすすめします。 Padie で取り扱うことのできるファイルは BMP のみです。ただし、Susie という画像ビューアのプラグインに対応していますので、これを利用して対応ファイルの種類を増やすことができます。 書き出すファイルは、1,4,8,24bpp 無圧縮 BMP ファイル、および8,24bpp PNG ファイルです。BMPのピクセル深度は自動設定、PNGのピクセル深度は減色画像が8bpp、読み込み画像は無条件に24bppです。 |