戻る |
システムツール(1) 〜マイクロソフトシステム情報〜
パソコンのシステム設定を確認したりカスタマイズしたりするためのソフトは、オンラインソフトを中心にとてもたくさんあります。Windows の理解や独自の環境を作るために利用されていると思います。 しかし、特別なソフトを導入しなくても Winodws 自体が持っているシステムツールの中にもけっこう使えるものがあります。ここではそういったツールを紹介します。(ここで紹介するシステムツールは Windows 98 以降には含まれていますが、Windows 95 には含まれていません。ただし、Windows 95 でも Microsoft の Office 製品がインストールされている環境には存在しています) まずは、システムを確認するツールとして Msinfo32(マイクロソフトシステム情報)を起動してみましょう。 スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」で「msinfo32」と入力してからOKボタンを押してください。次のように表示されます。 ただし、この HTML ヘルプ形式の画面は Windows Me のものであり、Windows 95+Office/98/98SE の場合は多少画面が異なります。また、表示される項目も若干違います。(Me になってから起動に時間がかかるようになりました。(^_^; ) また、このツールの実行ファイルは通常のインストールでは、 C:\Program Files\Microsoft Shared\Msinfo\msinfo32.exe です。したがって、エクスプローラ等で直接このファイルをダブルクリックして起動したり、ショートカットを作ることも可能です。 なお、この場所に msinfo32.exe がない場合は検索してみてください。 この Msinfo32 ではシステム上の各項目の値が参照できます。ハードウェアや Microsoft 製のソフトウェアに関する情報も見ることができます。さらに、この画面からシステムに関わる各種ツールを呼び出すこともできます。呼び出すことのできるツールは以下のようなものです。 あまり使い物にならないものもありますが、それぞれせっかくのツールですので、ぜひ一度お試しください。Windows 3.1のころからおなじみ(?)の「ワトソン博士」もありますよ。システムのエラーログをとってくれるのはいいんですが、たいていは無意味な情報だった気がします... この中で特に便利なものは「システム設定ユーティリティ」です。 起動すると、次のような画面が現れます。 これについては「システムツール2〜システム設定ユーティリティ〜」のページで詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。 |