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Word 2000 のショートカットキー


 どんなソフトでもそうですが、Word 2000 でもたくさんのコマンドにショートカットキーが割り当てられています。ワープロソフトの場合、文字入力が操作の中心ですので、いちいちキーボードから手を離してマウスに持ち替えるのでは、作業効率が落ちてしまいます。そこで、ショートカットキーを多く使いたいものです。Word 2000 では、以下の操作でコマンドリストの一覧表を Word ファイルに吐き出させることができます。

●一覧作成
  1. 「ツール」−「マクロ」−「マクロ」([Alt] + [F8])でマクロ実行ダイアログを呼び出す。
  2. 「マクロの保存先」で「コマンドマクロ」を指定。
  3. マクロ名で「ListCommands」と入力するか、選択する。
    コマンド一覧
  4. 実行ボタンを押す。

 しかし、この結果得られるリストでは、コマンド名が全て英語でわかりにくくなっています。そこで、今回は基本中の基本と思われるショートカットキー20個と、教師向きの応用的(?)と思われるショートカットキー20個を紹介します。

 まず、基本的なショートカットキーです。ほとんどはすべての Windows アプリケーションで共通ですので、皆さんご存知だと思います。

基本的なショートカットキー
機 能ショートカットキーその他のキー
コピーCtrl + CShift + F2, Ctrl + Insert
切り取りCtrl + XShift + Del
貼り付けCtrl + VShift + Insert
繰り返しF4Ctrl + Y, Alt + Enter
取り消しCtrl + ZAlt + Backspace
太字Ctrl + BCtrl + Shift + B
斜体Ctrl + ICtrl + Shift + I
下線Ctrl + UCtrl + Shift + U
開くCtrl + OCtrl + F12, Alt + Ctrl + F2
新規作成Ctrl + N 
上書き保存Ctrl + SShift + F12, Alt + Shift + F2
名前を付けて保存F12 
印刷Ctrl + PCtrl + Shift + F12
検索Ctrl + F 
置換Ctrl + H 
行頭へ移動Home 
行末へ移動End 
文書の先頭へ移動Ctrl + Home 
文書末へ移動Ctrl + End 
閉じるまたは終了Alt + F4 


 次に、覚えておくと非常に便利なものを紹介します。

教師向きの応用的なショートカットキー
機 能ショートカットキーその他のキー
フォントサイズを小さくCtrl + Shift + ,(コンマ) 
フォントサイズを大きくCtrl + Shift + .(ピリオド) 
フォントサイズを1ポイント小さくCtrl + [ 
フォントサイズを1ポイント大きくCtrl + ] 
右揃えCtrl + R 
センタリングCtrl + E 
左揃えCtrl + L 
両端揃えCtrl + J 
単語に下線Ctrl + Shift + W 
上付きCtrl + Shift + ;(セミコロン) 
下付きCtrl + ,(コンマ)Ctrl + Shift + -(マイナス)
次のページCtrl + PageDown 
前のページCtrl + PageUp 
次の段落の先頭へ移動Ctrl + Down 
前の段落の先頭へ移動Ctrl + Up 
直前の編集位置に移動Shift + F5Alt + Ctrl + Z
全て選択Ctrl + ACtrl + Num /
スペルチェックF7 
辞書Alt + Shift + F7 
類義語辞典Shift + F7 

 ご存知のものも多いと思いますが、快適な作業には書かせないものばかりですので、参考にしてください。

 おみやげとして、次の2つのリスト
  1. 上で紹介したコマンドリストの一覧表(370 以上のコマンド)
  2. その中で重要なショートカットキーが割り当てられているものを日本語にして、操作別に分類したもののリスト(216 のショートカットキー)
を Excel ファイルにしてダウンロードできるようにしておきます。
なお、ダウンロードされるファイルは圧縮されています。

wd_sck.lzh Word コマンド・ショートカットキー一覧表 Excel ブック
 LHA形式圧縮書庫ファイル (17.5KB)



 ところで、ショートカットキーはユーザーが独自にカスタマイズすることが可能です。その方法については、こちらへどうぞ。



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