HTML入門講座のトップページ/ バックナンバー閲覧/ メールマガジン購読登録&解除/ 広告掲載について/ 掲示板/ リンク集/ 参考資料・サンプル/ ソフト紹介/ 時刻表補完計画/ 文学の方法
HTML入門講座

お役立ちリンク集


●色々なブラウザを入手しよう!

Netscape Navigator:通称ネスケ、モジラとも。僕はマガジンでは面倒なので「NN」と書いている。Mosaicの開発メンバーで発足させたネットスケープ社のブラウザで、Java、javaScriptに対応。CSS1にも一部対応する。独自拡張のタグ<BLINK><LAYER>などを持つが、ほかのブラウザとの互換性はない。一般に、JavaScriptにはMSIEより強いとされる。今は、無料です。

Internet Explorer:マイクロソフト謹製のブラウザ。マガジンでは「IE」と表記。2.0までは使い物にならないシロモノだったが、3.xくらいからCSS1に一部対応、JavaScriptにもちょっぴり強くなりはじめ、4.xでは驚異的にパワーアップ。OSのシェルと溶け合ってしまったというからスゴイ。でもメモリが足らないとちょい重いよ。4.xでは、一応、CSS1はフルサポート。VBScriptはこのブラウザでしか動きませんね。なお、5.0のベータが出始めているみたいですが、どうなんでしょうかね・・・。なお、むかしっから、無料です。

NCSA Mosaic:モザイクと読む。画像をインラインで表示できる最初のブラウザで、WWWの世界的大流行の引き金とも言われる。NCSAとは、イリノイ大学のスーパーコンピュータ応用センター。このブラウザを開発した研究所です。IEのバージョン情報を見ると、Based on NCSA Mosaicという記述があります。(IE4.xでは、バージョン情報の「著作権情報」に)IEはこのモザイクをもとに作ったわけです。最新バージョンはWindowsバージョンは3.0,マックも3.0、UNIXのX-Windows system版が2.6でした。個人の使用に限り、無償配布してます。

Lynx:リンクス、と読む。カンサス大学で原形が設計され、今はボランティア開発グループで開発・管理を行っている。このブラウザ、画像をダウンロード・表示しません。テキスト(文字)だけの情報が表示されます。このブラウザでも閲覧できるコンテンツを作ることは、ひいてはどの環境の人にも優しいHTMLを記述することになるでしょう。UNIX上で動作させることがほとんどですが、Windows,Mac,OS/2などで動く移植版もあります。ただし、UNIX版はあさだたくやさんらが日本語バージョンを開発しましたが、他のプラットフォームの版は日本語表示がうまくいかないかも知れません。このブラウザは、画像を表示しないのでダウンロードのスピードが速いです。ですから、テキストデータのコンテンツだけを純粋にダウンロードしたい場合、むしろビジュアルなブラウザよりも強みを持つことになります。学術目的の場合などに有用でしょう。

Another HTML lint:WEB上でLynxの出力をシュミレートして、「Lynxだったらあなたのページはこう見えますよ」って感じで表示してくれる。しかしもっとすごいのは、自分のHTMLを採点してくれるところ。コピー&ペーストで貼り付けてもいいし、URLを指定してもいい。このHTMLチェッカーの長所は、減点個所に納得のいく解説がつくところかな。ま、ともかく、UNIXを操れず、日本語版Lynxを使えない皆さんは、ここで自分のページをチェックしてみるといいかも知れません。ただし、ここで満点を取る必要などはありませんよ。自分で訂正すべきだと思った個所を補強していけばいいんです。

も〜(MMM):僕は使ったことがないのでよく分かりませんが、「も〜は CamlTk4 ライブラリを使用して Objective Caml で書かれた WWW ブラウザです。 も〜は Francois Rouaix によって書かれ、コピーライトは INRIA に所属します。 日本語化部分は Jacques Garrigue と 古瀬 淳が行ないました。」ということです。UNIX環境の方などはお確かめください。「MMM」って「WWW」のもじりかな??

JUST VIEW:一太郎をインストールするするときにその名を聞いたことがあるような、ないような。ジャストシステム社のオリジナル・ブラウザ。プラグインの導入法などを説明したページにリンクをはっています。

CYBER DOG:アップルによる、マックユーザのためのWEBブラウザ、それがサイバードッグだ!・・・しかしマックな人ではない僕には、その使用感は説明できない。誰かCYBER DOGについて知ってる人は教えてください。

●インターネットのおきて

W3C:W3とは、ワンダースリーではない。World Wide Web の略語である。普通はWWWと表記されるアレ。アメリカのMIT(マサ−セッツ工科大学)、ヨーロッパのINRIA(確かフランスの研究所だったような・・・)、そして我が日本の慶應義塾大学の、三つの研究機関が連携して、WWWの方向性を決定付ける「勧告(Recommendation)」を出す。これは法的権限のない、単なる「勧告」だから、別に破ってもいいのだが、インターネットというのはそういう世界なのだ。HTMLのバージョンや仕様も、このW3C勧告によっている。

RFC:Request for Commentsの略。TCP/IPからHTTPまで、インターネット上のプロトコルの定義などのドキュメントを含む。インターネット全体の利益に関わる問題に関し、その方向性を決定付ける。IETFが出してるんだけど、ま、「みんな、これこれこうしようよ」という呼びかけですね。HTMLの仕様は、W3Cの勧告書にありますが、それだけじゃなく、このRFCも参照する必要がある場合があります。もちろん英語で書かれていますから、読むには相応の英語力が必要です。このRFCの概要(RFCの最初に、そのRFCが何に関して書かれているか書かれている部分)を翻訳しているページや、RFC本文を翻訳するプロジェクト、メーリングリストなどがあるようです。

●無料ホームページサービス

Geocities:ジオシティーズ世界随一の(たぶん)無料ディレクトリ提供サイト。広告費用ですべてを賄い、ユーザーには完全無料で、一人当たり11MB。無料でメールアカウントも貰えます。でもちょっと重いよね、やっぱり。

Geocities Japan:アメリカで大人気のジオシティーズが日本にやってきた。4MBのディスクスペースとメールアカウントが無料でもらえちゃう。登録に必要なものは電子メールアドレス1つ。CGIは geocities で準備したもの(アクセスカウンタ・ゲストブック)しか扱えない。また、FTPのアップロードは可能だが、ディレクトリ構成が出ないのでファイル管理はできない。ファイル管理は geocities のサイトにあるファイルマネージャというCGIアプリケーションで行う。HTMLの知識さえあれば、FTPの操作法が分からなくてもOKってことね。まずはサイト構築の練習に、ここにちょっとした自己紹介のページを設置してみるのも一つの手だろう。

他にも無料でディスクスペースを公開しているプロバイダはいくつかあります。下の二つのサイトは、その情報のリンク集です。CGIの使用の可否、スピード、使用条件などに関して率直な意見が書かれているので、無料ディスクスペースプロバイダ選びの参考になるでしょう。