アップカードを変数として使うということは、情報収集能力とみなすべきではないか? という指摘があるかもしれない。しかし、現在のアップカードや自分のカード合計を見間違えるプレイヤーなどいない。これは「能力」以前の話だ。

 現実の問題として、プレイヤー間の情報収集能力(≒変数把握能力)として違いが現れるのは、残りカードの把握力だけといっていいだろう。

 少々こじつけめいているが、A、B型プレイヤーは「面倒くさくて」、あるいは「判断材料としての使い方が分からなくて」、アップカードという情報を利用していないに過ぎない。


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