英語が嫌いなあなたへ

このページのファイル名は「ForThePersonWhoHateEnglish.htm」です。
恐らくネイティブが見たら「英国人が嫌いな人の為に」と解釈されてしまいそうです。
そんなつもりはありませんよ…。
 

・英語が嫌いなあなたへ

英語、嫌いですか?

そうですか。

私も嫌いでした
気持ちはすごくわかります。

わけのわからないアルファベットの羅列。
英単語帳をなめまわし、頭に叩き込む。
でも十秒後にはその単語は頭から消え去る。
前にこの単語覚えたことあるよな。
そんな風に思うたびにため息が出る。
私は英単語を覚えられないのね。
いつまでたっても英語は話せるようにならない。
一部の英語が出来る知り合いを横目に自分はあきらめ。
そんなこんなで英語は好きになれない。

その気持ちは良く分かります。

数年前までは私もそう思っていました。
しかし、今はそうは思っていません。
英語は好きです。

ここでは、英語が嫌いなあなたが英語が好きになる可能性が存在することを説明したいと思います。
あくまでも可能性です。あくまでも可能性です。あくまでも可能性です。

・英語との出会い

数年前、私は友人の家で「ハリーポッターと賢者の石」のDVDを見ました。それまでハリーポッターと言うものに別段興味はありませんでしたが。友人の家に遊びに行ったついでに見ることとなりました。DVDの内容は賛否両論ありますが、私は面白いと感じました。
私「そういえば原作は人気があるんだったよね」
友「そうだね。記録を塗り替えたとか聞いたことあるけど」
私「じゃあ買ってみる」
友「いってらっしゃい」
という経緯を経て私は二千円を握り締めて本屋さんに向かいました。本屋さんにつくと、さすがは人気小説と言ったところでしょうか、すぐに目的の『ハリーポッターと賢者の石』を見つけることが出来ました。私はその本を手に取り、レジに向かいました。レジで品物を差し出すと店員は開口一番「○○円になります」と、私にとっては再起不能の死刑宣告となる言葉を発しました。そうです、お金が足りなかったのです。私は店員さんにそのことを告げ、買おうとした本を元の棚に戻すために移動しました。そこで私は運命の出会いをするのです。
『Harry Potter and the Philosopher's stone』つまり、ハリーポッターの原作です。
「一体誰がこんなの読むんだろうね」
などと思いながら手にとって見ると、値札には日本語版の半額近い価格が刻まれていました。
「買っちゃおうかな、どうぜ三日坊主だろうけど」
その瞬間、私の英語生活が始まったのでした。

・私が英語を好きになった理由

そういうわけで、買ってはみたものの、中身は当然ですが、エイゴ!英語風に書けばEigo! 英語で書けばEnglish!
高校時代、英語の授業はほとんど何も聞いていなかった私が、月に一回開催される英単語テストに合格したことの無い私が、不合格のペナルティーとして放課後残されて英語の書き取りをさせられていた私が、居残りの後にどれくらい英単語を覚えたのかを確認するための再テストにもめったに合格できなかった私が、書き取りと再テストを繰り返すうちに最終下校時刻になってしまって先生をあきれさせたことがある私が、読めるわけないのです。辞書を片手に、一行五分、いや、十分はかかっていたかもしれません、それくらいのペースで読み進めました。読み始めたのが確か午後三時ごろ、最初の一ページを読み終えたのが深夜一時だったのを覚えています。(今数えてみたら30行ありました。晩御飯やその他もろもろの時間を差し引くと約八時間で読んだことになります。一行約十五分ということになりますね)
それから今まで「ぼけ〜」っとしていた通学時間を利用して読み始めようと心に誓いました。普通なら、ここで三日続けて飽きるのですが、幸運にも私は飽きませんでした。なぜなら、読み始めて三日目に読む速度が二倍になっていることに気が付いたのです。また、単語帳をなめまわすことなく、いくつかの単語を覚えていることに気が付いたのです。この単語は常に強い印象に残っているので、いま列挙してみましょう。「useful amount away」(もしあなたがこの単語をすでに知っていたのなら「管理人ってバカだね、こんな単語も知らなかったなんて」と馬鹿にしましょう。知らなくても問題ないです。すぐに覚えられます)とにかく、「こんな私が英単語を覚えていた」と言う事実がとても嬉しかったのです。そして「またこの喜びを味わいたい」と思うようになり、四日目の読書が決定したのです。

・人によって最適な学習方法があるはず

私は従来型の中学校、高校で行う英語の学習方法を非難するつもりはありません。あれはあれで合理的で、あの授業によって英語が出来る様になる人は大勢いるでしょう。しかし中にはあわない人もいるかもしれません。ある程度は努力でカバーできるかもしれませんが、やはり適正と言うものが存在すると考えるのが自然でしょう。そしてそのあわない人は「自分は出来ない落ちこぼれ」というレッテルを貼られてしまうのか、自分で決め付けてしまうのか、それともその両方かは分かりませんが、とにかくそう決めてしまいがちです。学校の英語の授業が合わないのと、英語を学習する能力が無いというのは別の話です。
幸運にも私は自分に合った学習方法を見つけることが出来ました。私が英語の学習教材の営業ならば、ここで「この英語の本を読めば…」とか言うでしょうが、そうではないので、ハリーポッターを読めとか、洋書を読めなどとは言いませんが、選択肢の一つであると言うことは言わせてもらいます。

・英語が今のところ嫌いなあなたへ

私はまだ英語がぺらぺらではありません。難しい英語のニュースをすらすらと読むことも出来ません。英語の文章を読んでいると必ず分からない単語が出てきて、辞書で調べなくてはなりません。ついこの間調べた単語を「調べた」ということは分かっても、その意味を忘れることも良くあります。
しかし一つだけいえることがあります。

「英語が好きになりました」

今どんなに嫌いなものでも、将来好きになることは可能です。幼少期には単なる「にがいくてまっくろ水」だったコーヒーが今ではおいしく感じます。英語もそんな感じではないでしょうか?