ショットのときに何を考えればよいか
ゴルフでのショットの際に、弾道は次のことによって変化します。
上の3つによって、クラブ、打つ方向、強さを決めます。
4番目は、自分で制御するので、都合のいいように変えることができます。
しかしいつもうまくいくわけではないので、失敗したときのことも考えなければなりません。
ティーショット・・・1WからSWまで、どれでも可。
フェアウェイ・・・・2W〜SW。グリーンに近い場合はパターも可。1Wは飛距離が出ない。
セミラフ・・・・・・2W〜SW。ウッドクラブは飛距離がやや落ちる。
ラフ・・・・・・・・2I〜SW。アイアンのみ。
バンカー、ヒース・・2I〜SW。飛距離がかなり落ちる。
ウエストエリア
飛距離がどれくらい落ちるかは、右下の地面の状態の左にある数字を見てください。
(私は上下の数字の違いがわかりません。誰か教えてください。)
図の黒丸から打って、青丸まで球を運びたいとします。
まず、風が左方向に吹いているので、方向を右に向けます(紫)。
どれくらい移動させるかは、風力によって変わります。
練習を重ねて覚えておきましょう。
次に、球の種類を考えて方向を変えます。
ここではドローであるとして、左にずらします(赤)。
この方向に打てば、球は青丸に向かっていくはずです。
注)球がドローの場合、1Wで飛距離が最大に近いときには最終的に左にずれるようです。
ショットの強さは風の状態、打つ場所の地面の状態、落下地点の状態によって決めます。
風については風と飛行距離の関係を見てください。
打つ場所の地面の状態は、右下に表示されています。
右下の数字にクラブの飛距離をかければ、およその数字が出ると思います。
落下地点は、フェアウェーに落とすようにすればそれほど問題はないでしょう。
飛距離の計算例:
120ヤード飛ぶクラブで100ヤード飛ばしたいとします
条件とその計算方法
以上から、最大スイングをMAXから1目盛右にすれば、目的の距離がでることがわかります。
ただし、実際に最大スイングを調整するには練習が必要です。
最大スイングの調整に失敗したとき、わざとインパクトをずらして飛距離を落とすことも可能です。
ただし、ボールが曲がってしまいますが。
狭いエリアを狙うとき、弾道を読むことが必要になります。
図では、右利きのときの球すじ別の弾道を表しています。
簡単のために、風は考えません。
図を見ると、球すじがフェード(赤線)のときには、いったん左に飛び出して、右に戻るので、
ヒース(濃い緑)がある場所に落ちてしまいます。
これを避けるためには、もっと右の方を狙えばいいことがわかります。
球すじがストレートに近ければ、上のようなことは考えなくてもいいですが、
クラブ職人の飛距離重視のクラブを使った場合には、球が大きく曲がるようになるので、注意が必要です。