depressionist

[prev|next|index]2002:24

[prev|next]20020610Mo

5:30am 起床。 いつになく爽快。 午後になっての眠気も少なく調子がよい。 かなり早めに家を出る。 早朝の駅前、 サッカー日本代表のサポータと思しき人らが昨夜の余韻覚めやらぬまま、 いや騒ぎつかれて夜を明かし座り込んでいた。 ご苦労様である。

調子にのって帰りがけに Perl5 のリファレンス本を購入しようと家電屋の中にある本屋にたちよる。 残念ながら求めていたものはなかった。

ついでなので家電屋の PC コーナーを冷やかす。 先日知人に 10 万円の予算で PC 自作できるか、 と聞かれたのを思い出した。 どのくらいのスペックを求めているかにもよるが、 ちょいと計算した限りでは本体だけならといった感じ。 モニタとプリンタを含めるとそうもいくまい。 展示してあったメーカ製 PC と比べるとドッコイというところ。 やはり大量生産にはかなわぬか。 もっとも CPU、 メモリ、 HDD あたりを欲張らなければいいのかもしれない。 もはや PC 自作は模型のような趣味や道楽の対象となった感あり。 それ以前に Windows を動かすならプリインストールに限るような気もする。

ふとおもいついてノートパソコン用にマウスをみつくろう。 今まで使っていたのはボールタイプのもの。 持ち歩いて使おうとしていたが中途半端な大きさなのと、 机で使うばかりではないので結局かばんの肥やしになっていた。 邪魔なのでしばらく前から持ち歩かなくなってしまっていた。 最近のマウスはみな光学式になっていて、 服の上でも使えるというのでいつかはとおもっていたのである。 さていろいろと見比べてみたが、 なんでセンサの位置がみなそろいもそろって後ろの方にあるかな。 せっかく小さいンだから、 指先の方にあったほうが手を動かす範囲が小さくて済みそうなもンだろうに。 ペイントツールをマウスで使おうとすると、 センサの位置が指先の方にあったほうが便利だとおもう。 分解してセンサの位置を前に持っていけないかと、 トランスルーセントの小さいマウスの裏側を観察していたら、 ふと気づいてしまった。 ホイールが邪魔でセンサを前にできない。 そういうことか。

いっそのことホイールを左ボタンと合体させてしまったらどうかね。 持ちかえる手間が省けていいかもしれぬ。 さらに右ボタンにもホイールをつけると。 左ボタンをクリックではなく、 左ホイールをクリックというか。 クリックしながらホイールをまわすとドラッグになるとか。 それはともかく持ち運びように 500 円玉くらいのマウスがあるといいな。 ホイールも右ボタンもいらないから。

マウスの後ろの方を持ったときにセンサの位置が指先の方にきて、 それでいてドラッグできそうなものを一つ買うことにした。 入力デバイスというのはマウスに限らず人によっていろいろこだわりがある。 にもかかわらず、 いろんな種類のマウスが売られているのに使い勝手はみな同じ。 見てくればかり違ってるのはなんとも残念至極であることか。

ちなみに帰ってからマウスを分解してみたが、 素人の手の出せるものにあらず。 無念。

さて Photoshop のバージョンアップ版がもう出ているころと、 ソフトウェアの棚へ。 それ以外にも食指の動くソフトはなかんべえかと、 棚の左から右へずっと眺める。 そういえば日本語 IM のローマ字カスタマイズのできるがほしかったはず。 ひとつ見つけたがなんとなくバージョンが一つ古いような気がした。 なのでこれは唾だけつけておく。

おっと、 ノートパソコンにインストールしていて重宝しているソフトの新しいのを発見。 Microsoft Bookshelf 3.0。 しかし辞書の種類がまったく違ってしまっている。 2.0 のときは小学館の名がついていて 「Microsoft / Shogakukan Bookshelf Version 2.0」だった。 3.0 では研究社英和・和英辞書と三省堂新明解国語辞書になっている。 しかも類語辞典、 故事ことわざの辞典、 データパルがない。 さてはエンカルタと住み分けをはかったか。 実際頻繁に使うのは英和、 和英、 国語辞書くらいかもしれないが、 案外類語辞書は重宝するもの。 バージョンアップせずとも困るものでなし、 というかバージョンアップしたらちょいと困るので見送ることにした。

などと考えているうちに閉店の時間となった。 Photoshop 7.0 をゲットして帰る。

[prev|next]20020611Tu

気がつくと 8am を過ぎていた。 昨日布団に入った記憶がない。 体調も最悪。 とりあえず会社に連絡。 今日はお休み。 こういうことを繰り返していくとどんどん信頼をなくしていくな。

よく見るとエアコンはつけっぱなし。 このところ蒸し暑く日曜日から除湿しないと眠れないくらい。 酒瓶も底が見えそうなくらいなくなっている。 そのうち酒が切れて手が震え出さないか怖い。 中嶋らものガダラの豚で、 主人公が手の色、 顔の色を毎朝よく見て「まだ飲めるな」とつぶやくシーンが印象的だったが。 そこまでにはなりたくないものだ。

[prev|next]20020612We

昨日に引き続き体調は最悪。 いったい何が起こっているというのか。 午前中咳がひどかった。 やはり風邪か。

空いた時間を使って月曜日の懸念を片付ける。 日本語 IM のバージョンは最新版だった。 ローマ字カスタマイズも可能。 ただし今月末に最新版が出るらしい。 それまで待つか。

とうとう US キーボードを発注することにした。 現状でもそれほど困っていないといえば困っていない。 ちと困るのは、チルダとバッククォートが入力できないことくらい。 が、どうも最近コマンドキーと間違えて英数キーを押してしまい、 日本語 IM が起動してしまうのが癪に障っていたのだ。 これで少しはましになるか。 オンラインで申し込んだが案外対応が早く、 明日には到着しそうである。 便利な世の中になったものだ。

そういえば、 別サイトをリニューアルする機会に、 CGI プログラムを作るつもりでいたのをずるずるとしていた。 そのサイトで perl のバージョンとインストールされているモジュールを調べる。 SDBM_File に加えて GDBM_FileDB_File が使用可能なようだ。 これで手元のパソコンで DB_File が使えれば申し分なし。 とりあえず CPAN から DB_File 関連のモジュールをダウンロードしておく。

ついでに samba サーバもインストールすることにした。 しばらく前からなぜか ftp も ssh も rsh も telnet でも、 ノートパソコンからデスクトップに ログインできなくなっていた。 その対策として。

SourceForge の Xamba プロジェクトから SSP (Samba Sharing Package) を落としてきてインストール。 所定の場所にコピーして環境設定パネルを開けば簡単に GUI で設定できた。 便利な世の中になったものだ。 以前 Linux マシンに Samba をインストールしたときは、 設定ファイルに何を書けばいいかをマニュアル首っ引きで試行錯誤したものだ。 ただひとつはまったのは、 すべて半角数字のユーザ名を GUI で Samba ユーザに登録できないことだ。 ユーザ一覧に表示されないというか、 すべて半角数字のユーザ名は、 そのひとつ前のユーザ名として表示されてしまう。 つまり、ユーザ名が二重に表示されてしまうという妙な仕様。 と言うかバグですか。 いろいろ首をひねった結果、 結局 SWAT を起動して登録。 解決した。

もうひとつ腑に落ちないのはルータと Samba サーバと Windows の関係。 ルータを DHCP サーバにしてノートパソコンの IP を 自動的に設定するようにすると、 ノートパソコンから Samba サーバが見えない。 しかし手動で IP を設定するとダイアルアップルータから外が見られない。 何でだろう。

[prev|next]20020613Th

朝、医者に行く。 いろいろ話していくと、 本当に鬱という状態ではないようだ。 多少気の持ちようにもよるから、 あまり後ろ向きにならないほうがよいとのこと。 それができれば苦労しない。 昼間の眠気について相談したら、 薬が切り替わった。

さて別サイトの Perl の環境はわかったので、 開発用のパソコンに DB_File をインストールしなければ。 まずは Cygwin 用の Berkeley DB バイナリが公開されていないか検索する。 しかし Cygwin は Cygwin でもバージョン 20b 用のバイナリしかない様子。 20b 対応のパッチをみてみると、たいした変更点はないようだ。 というわけで Berkeley DB の最新版を SleepyCat のサイトからダウンロードする。 Unix と Win 両方でコンパイルできるようになっている。 Win 版は Microsoft Visual C++ でコンパイルするようだ。 Cygwin でコンパイルするので Unix でのインストール手順にしたがってコンパイル。 cd build_unix ; ../dist/configure && make で特にエラーもなく順調に完了。 Unix の共有ライブラリもできてしまったけど無視。 後で気がついたが、configure のオプションで --enable-shared=no と指定すれば作られない。

make install で /usr/local/BerkelyDB VERSION にコピーされたライブラリとヘッダファイルを
/usr/local/{lib,include}にシンボリックリンクする。

さてDB_File をビルドしようとしたが、 共有ライブラリ版を作ろうとしてエラーになってしまった。 Cygwin とはいえ Windows の共有ライブラリは DLL である。 so はリンクできない。 なのでスタティックライブラリ版をビルドしてみる。 しかし今度は libperl.a がないので Berkeley DB をリンクした perl が作れない。

しかたがないので Cygwin 版 Perl のソースをダウンロードである。 Configure すると libdb.adb.h を見つけ出し、 make したら Perl のソースに同梱されていた DB_File もビルドされるようになった。 DB_File を単体でビルドしようとしたのはちと無駄骨だった。

make test すると op/taintcygwin1.dll がみつからないというエラーになった。 仕方がないので cygwin1.dll をカレントディレクトリにコピー。 これですべてのテストにパスした。

さて make install すると install は更新する必要なしといってインストールできない。 Makefile をみたら install-verbose というターゲットがあったので、 それを使って無事インストールすることができた。 めでたしめでたし。

[prev|next]20020614Fr

昨夜もなかなか寝つけず、 少し遅く家を出る。 とぼとぼと駅に向かって歩いていたときに、 先日上司に意見されたことについて、 ふっとこだわりがなくなった。 意見というよりはアドバイスであり、 心配してくれているのであると理解はしていた。 しかし鬱期に聞くと逆に落ち込んでしまうようないい方だったのだろう。 また心配をかけているというのが重荷に感じ、 またそんな弱い自分が許せなくもあり。 そのアドバイスなどを思い出し、 心配しているのなら安心させてやろうという気になったのである。 ただし鬱から早く回復するとかではなく、 ちょっと相手に頼ってみせるかという感じ。 治って安心させるのではなく、 アドバイスにしたがってますよというポーズだけでもすれば、 安心するんじゃなかろうかと。 症状はそんなにすぐに治さなくてもいいや、 しばらくこのままでいいや、 と開き直ってみたら少し心が軽くなったような気がした。

[prev|next]20020615Sa

休日の午前中はどうしても寝だめをしてしまう。 正午近くなってからのそのそと起きだし、 昨日とどいたキーボードをとりつける。 USB ケーブルの延長コードの接続部が付属のキーボードの延長コードのと形状が異なっている。 なんでこんなところを変更するのか。 もっとも延長コードはキーボードに付属されているので、 別に損をしたわけではないが少し納得いかない。 自分は納得力が弱いのか?

午後から芝居の稽古。 マクベスの台詞を使って発声練習、 ツーステップ、 ヒップホップステップ 2 種類を軽くさらって、 自分の好きな日本語のテキストをそれぞれが声に出して読む。

稽古上がって近くで何人かで軽食を取る。 芝居の話で盛り上がる。 話をしているうちに大粒の雨が落ちてくる。 小ぶりになるまで待って解散。

今日、稽古のためにミネラルウォータを出掛けに買っていたため、 あやうく時間に間に合わなくなりそうになった。 そこで明日の分を今日のうちに買っておくことにする。

いつも飲んでいるミネラルウォータを買うついでに、 最近 CM でよく見かけるものも買ってみる。 あまりうまくない。 もっともラベルにマイナスイオンとか書いてある時点で怪しさ大爆発。 いままでなかなか買う気になれなかったのである。

[prev|next]20020616Su

昨夜断酒したのに午前中はやはり寝だめする。 このところ寝つきが悪くていけない。 眠剤に耐性ができたか。 それでも寝ついてしまうと、 途中覚醒するもののいくらでも寝ていられるというのはどういうわけか。 今朝も 5am 前に一度目がさめた。

午後から芝居の稽古。 発声練習とツーステップをさらってから、 自分の好きな日本語のテキストをそれぞれが声に出して読む。

稽古上がった後の雑談で、 寿司の話がちょろっと出たせいか寿司が食いたくなった。 近所のスーパーで握り寿しのパックを買って食べる。 われながら貧しい食生活だ。 そこでというわけでもないが、 門外不出 という特別純米酒の 5 号瓶を購入。 まあまあうまいほうの部類。 もっともスーパーの棚に無造作に並べてあったので、 保存状態が悪く味が落ちているのかも知れず。 いい状態ならもっとうまいか。 そもそも冷やしもせずに常温で飲んでいるこちらの飲み方もいいとはいえない。 しかしだ、だいたいにして 八海山 のラベルに製造日より 3 ヶ月以内にお召し上がりください と書いてあるにもかかわらず、 製造日が昨年の 11 月になっているのはどうか。