depressionist

[prev|next|index]2002:31

[prev|next]20020729Mo

今度の芝居は 3 幕ものになるようだ。 これで目標 75 分。 今日はとりあえず 2 幕目まで。

[prev|next]20020730Tu

今日は 3 幕目を稽古したが途中で時間切れ。 予定では明日の稽古は休みだったのだけれど、 急遽稽古をすることになった。 だんだん形が見えてきた。 思ったより面白くなりそうだ。

[prev|next]20020731We

少し遅れて稽古入り。 今日は 3 幕目を重点的にやる。 しかし最後までたどり着かなかった。 まだ口の開き方が滑らかじゃないというか、 大きく開けない人がいるようだ。 後期の課題となるか。

[prev|next]20020801Th

今日からなぜか 5 連休である。 なんと都合のよいことか。 昼からは舞台の仕込み。 1 時間くらいで終わるかと思ったが、 30 分ほど押して開始、 照明のケーブルの配線に手間取り結局 2 時間くらいかかってしまった。

舞台は島舞台。 というよりも稽古場の壁際に椅子を片側 2 列並べ、 真中に 3 尺くらいの幅のダンスマットをずらりとしいただけ。 セットは舞台の端にホワイトボードをひとつ。 照明は四隅に 1 灯ずつ。 簡素である。

夕方から稽古本番。 3 幕目を通してから 1 幕目に戻る。 途中からはじめるとなかなかテンションが高まらなくて難しいものだ。

[prev|next]20020802Fr

昨日の雷雨のせいか、 電話の留守録がリセットされていた。 どうやら停電があったらしい。 バックアップ用の電池が切れていたのを、 ずっと放っておいたのは失敗だった。 それより驚いたのは外に電話をかけられなくなっていること。 こりゃダイヤルアップルータがいかれたか。 しかしステータスをみてみると、 どうやら電話線が外れているというようなメッセージ。 まさか電柱の線がいかれたのか。 ちょいとあせる。

それはそうと、 小道具で使う架空の本をでっち上げるためあちこち駆けずり回らなければならない。 本のタイトルは「図説・ギリシア総解説」。 内容は哲学とか思想を解説したものという設定。 なのでギリシアで哲学っぽい表紙に見えるような図案を探しに、 まずは図書館へ。 美術・芸術の棚をうろうろしたが、 これはという絵が見つからない。 ミケランジェロの壁画あたりによさげなのがありそうなのだが、 ミケランジェロの画集は彫刻の写真ばかり。

そこで発想を変えてそのものずばり哲学の棚へ。 これが大当たり。 哲学の歴史を図説した本が見つかる。 イメージどおりの例のアテネの学園の絵、 プラトンとアリストテレスが並んで歩いている、 良く教科書に載っている例の絵が見つかった。

そして本の本体に使えそうな大きな本を適当に見つくろう。 ピカソの全集がでかくて迫力があったのでこれを借りる。 しかし小道具に使うとぼろぼろにされそうなのでちょっと気がひける。

その足で本屋を 2 軒めぐる。 スプレーのりの紙用と貼ったりはがしたり出きるもの2種類と、 ピカソの画集と円谷英二の写真集を購入。 そういえば今年か去年かは、 円谷英二の生誕 100 年かなにかではなかったか。 あまり盛り上がらないな。

それからパソコンショップへ移動し、 A3 ノビサイズの写真画質印刷用紙を購入。 考えてみればこれがプリンタ購入後の初仕事か。 どうせならもう少し時間がほしかった。 第一、 プリンタもスキャナもまだ箱に入れっぱなしだ。 はたして接続は簡単に行くのか。

スキャナのドライバが古い OS 用のしか添付されていなかったので一瞬あせる。 しかしエミュレータを起動して事無きをえる。 新 OS に対応しないってことはないだろうな。 後日調査しなくては。

早速問題の学園の絵と、 裏表紙に使うピュタゴラスの胸像の写真をとりこむ。 300dpi という低解像度のせいもあるが、 以前使っていたものよりずいぶん早いなという印象。 以前のはもう10年以上前のモデルだけれど、 SCSI でつないでいたので、 USB でつないでいる今のよりも転送速度は速いはず。 だからもしかすると気のせいかもしれず。

プリンタのドライバの新 OS 対応版は、 本体に添付されていないことがあらかじめわかっていたので、 購入した日にダウンロード済みだった。 これをインストールしてためしにピュタゴラスの写真を印刷してみたところ、 なんと、何の問題もなく印刷できてしまった。 どうしよう。

A3 ノビサイズの紙は思っていたよりも厚手だった。 もう少し薄くても良かったが、 まあこの位厚いほうが丈夫でいいか。 折るのがちょいと骨だけれど。

表紙と背表紙と裏表紙をちょいちょいと適当にでっち上げて印刷。 本の中身は本棚の肥やしになっていた電話帳サイズのプログラムの解説書を使うことにした。 古い OS 用のものなのでもう必要がない。 しかし新品同様だね。 勿体のないことだ。

このサイズだと A3 でも一枚では間に合わないので、 表紙と背表紙で一枚、 裏表紙で一枚にわけて印刷し、 貼り合わせることにした。 普通なら貼り合わせたところが目立たないように、 背表紙で貼り合わせるところだが、 強度に自信がなかったので糊代を3センチばかり作った。 近くで見ると体裁が悪いが本番の途中でバラけるよりはましだろう。

ふと時計を見るともう 4 時を回っていた。 1 時間くらいでちょいちょいと仕上げようと思っていたのに案外手間取ってしまった。 やはり機器の設定は前日に済ませておくべきだったか。

6 時稽古場入り。 台本の残りの部分を受け取る。 入るかな台詞…。

[prev|next]20020803Sa

本番前日。 朝早めに集まって、 昨日受け取った本の場面を読み合わせる。 30 分くらいで動きを考え、プロンプトつけて動いてみる。 いいのか、こんなもンで。

昼間にざっと各シーンをさらって、 19:00 からゲネ。 昨日もらったパートの台詞が全然入ってないので不安だったが、 何とか飛ばずにすむ。 しかし、あと一日ほしい。

[prev|next]20020804Su

本番。 14:00 からと 17:00 からの二回公演である。

9 時楽屋入り。 午前中にざっとさらって、 11 時から通し。 だんだん実感がわいてくる。

1 回目の公演はみんな固くなったか、 何度か不思議な間ができたけれど、 大事には到らず終了。 2 回目も最初の頃雰囲気が固かったが、 後半乗りに乗った感じで完走できた。 3 月の公演がメタメタだったので、 気持ち良く終われてとても気持ちが良かった。

打ち上げも盛り上がって、 結局閉店の午前2時まで。 なかなか話は尽きないものだ。