情報処理試験

 ものすごく久しぶりに情報処理試験。
 努力100%で準備はするが、当日となればある程度「ジンクス」とか「神頼み」なんてのも絡めることにしている。
 だから朝起きたら一番で発声。「よし、今日はツイてる!」
 結構ききます。

 今まで行ったことがないところが会場だったので交通費がかかりはするが確実なルートを選択した。同じように初見の人はいるようで、駅の改札外の地図を、受験票と思しきものと見比べている人多数。おお、この人たちについてゆけば何とかなる。→なんとかなった。
 貸会議室で受験なのだが、これがそこそこ豪華なホテルの中。思ったほど利用者がないので宴会場を間貸ししているのだろう、とこの辺の大人の事情は推測できるが、それでも垢ぬけない格好をしたIT技術者がずらずらと高級ホテルに入ってゆく様はなかなかシュールである。ホテルのイメージダウンにならねばいいが。でもその心配はなさそうだ。同じ建物(だよね)に大型ディスカウントストアが入居してたりして、ついでに体育館が併設だって。これならもうどうでもいいやって感じだな。複合施設といえば聞こえはいいが、そういうもんなんかい。
 とりあえず試験は始まった。久しぶりなのでマークシートを塗るのが思うに任せない。専用えんぴつもってくりゃ良かった。もちろん手で削る。芯が長く出せるので1本が長く使える。つまり本番中に気にすることが一つ減るのでこれおすすめ。(真似してくれる人がいないのはなあぜ?)
 午前Iが高度情報処理共通というのを前日まで全く忘れており、前日になって慌てて始めたというひどさ。一割くらいは過去問がそのまま出るのね。
 午前II。使った参考書がちょっと古かったかも。知ってる単語が出てこない。問題文英語で出してくれんかね、と真剣思った。この辺の用語は英語からとったアルファベット略称なので「問題文英文の方が当てずっぽうがしやすい」。とりあえずよくわからないが「自分が悪事を働くならここを攻める」「自分が守るならこう守る」と考えながら4択を2択程度に絞り込んだ。朝一番の「ツイてる」が本当になったのなら、たぶん合格点行っているだろう。(ポジティブに書いているが、運任せということである。)>
 でもツイているのは間違いではなさそうだ。昼ご飯調達。お弁当屋さんには一番に駆け込めたし、食べるべンチを探していたら詰まっていたのでハズレに向かうと、死角になるところにゴミ箱があって食べガラを捨てられた。

 午後は記述である。四問中二問選択。一問目、解けそうだ。書けた。残りを見て解けそうなのを選ぶ。途中まで解けはしたが行き詰まる。問題替えたが同様だ。ところが初めから捨てていたソースコード含む問題。いつものJavaならお手上げサボテン状態だったがなぜかcssだ。書けないけど手動解析してのRPAで読んだ経験はある。もちろんわからないところも多かったが「部分点狙い」「ワンチャンあるかも」でともかく完答。どうやらホントに運が良かったようだ。近所の親戚のところに顔を出して線香でもあげたいくらいである。しかしいきなり訪れるのも何なので道端の草を引きながら帰った。道祖神様へのせめてものお礼である。帰りの経路は交通費優先。行きの倍の時間がかかったことは申し添えておこう。

 帰宅して何か違和感が。「脳が今日一日の存在を実感していない。」記憶はあるが独立した1日の記憶としてではないという、妙な状態。そのくらい疲れた、ということだ。


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