世界展開?中小銀行

 新聞を開いていると広告にでかでかと「αBANK」の文字が。
 私はまず「え、京葉銀行が全国紙にこんな大きな広告を!」と驚いた。
 でもよく見ると「α」ではなくて「@」だった。まぎらわしい。

 「プラスアルファ」の意味であろうか、千葉県の第二地銀京葉銀行は「αBANK」の愛称を持っている。「@BANK」となると、さくら銀行のコンビニATMサービスのことを示すらしい。
 違うといえば違うんだけど、普通の人に「@」って読んでもらえますかね。これって「類似の商標」ということになりませんかね。つまり、京葉銀行がさくら銀行に対して「@BANK」の商標使用差し止め請求を起こすと通りませんかね。
 これがインターネットを通じてしかアクセスできないサービスであれば、「利用者はαと@の差をよく知っているはずだ」ということで「混乱には至らない」の判断も出るかもしれませんが、コンビニATMです。普通の人が使うんです。混乱しますよ。

 日本国内だけであれば、さくら銀行と京葉銀行の知名度の差、体力差などからいって、なあなあで終わると思いますが、インターネット経由で否応なく海外に進出したことになったりすると、思わぬところから「商標権侵害、ついては1億ドル払え!」の請求が来るんではないかなと考えた次第。
 しかし、ドメイン名だけならともかく、海外の商標までどうやってくまなく調べろというのだろう。最も安易な解決策は、、、日本語のホームページしか作らないこと、かな。

 でも今回初めて知ったんだけど、さくら銀行のURLはhttp://www.sakura.co.jpなんですね。住友銀行と合併して三井住友銀行になると、このURLが空くことになる。いい値段で売れそうだ。
 これほど人気のありそうなドメインをいち早く押さえたことをかんがみれば、なかなかの目利きがこの会社にはいたと思われる。インターネットバンキングでトップを行ったとしても何ら不思議はない。


追伸:  昨日東京都飛地をアップロードしたはいいが、なぜかNetscape4.75だとテーブルの中身とかが文字化けしてしまいます。ローカルディスクでチェックしたときは大丈夫だったんですが。IEだとオンラインでも大丈夫。なんでなんでしょ。分かる人がいたら教えてください。
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