まあ、こんなはなしも

 スピーチ原稿として作ったもの。
 残念ながら、スピーチそのものは流れてしまった。
 こまかいつっこみはおいといてください。
 英語はゲルマン系統とラテン系統の言語が混ざって出来たそうで、その文法は複雑怪奇なものとなりました。
 その複雑さを更に印象づけてくれたのが「英文法」とかいう授業でした。
 先生の話によると形容詞と名詞の順序以外は日本語とは相容れないそうで「同族目的語(cf.I dreamed a dreadful dream.)は日本語にはないものなので注意するように」などといわれます。そういうのを授業中に聞く度、私はもうろうとした意識の中で「歌を歌う、舞を舞う、踊りを踊る、はどうなんや」とつっこみを入れつつも、静かに休息をとっておりました。
 こういう英文法のうちでも、もっともややこしく感じたものは、と聞かれると「仮定法」と答える人も少なくないでしょう。I wish I were a bird.のように「現在のことを述べるのに過去形を使う」というものです。確かに時制がずれるとややこしい。
 でも、考えてみてください。I wish I were a bird.を日本語に訳すとどうなるでしょう。「もし、私が鳥・・・だったら」と訳しませんか?つまり「だったら」と過去形を使って訳します。何のことはない、日本語も英語における仮定法と同じように、時制をずらして表現していたわけです。ちなみに過去のことを述べる際にも「そんときに、そう言っておいてくれれば」と過去完了らしき言い回しをします。なんだ、仮定法って日本語にもあるじゃん。

 言語学者の観点からは、日本語と英語の差を述べ上げる方が研究は楽です。しかしバイリンガルを目指す上では逆に日本語と英語の共通点を見つけてゆく方が上達は早いでしょう。
 10月1日という節目になぜこういう話をしたかというと、要するにバイリンガルを目指しましょうね、ということです。

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