我が家で一時的に流行った遊び広告ネタ、目次へ
「ドラえもんごっこ」
その辺の家電製品をひみつ道具風に紹介する。チャッチャラー。そうじ機!
これをつかうと、軽く触れただけでホコリが取れるんだ。ところがこれがまずかった。あまりにもハマリ過ぎてしまい後が続かなくなった。
「のび太、おそうじ手伝って」
「えー、やだよー。」「へっへー、ぼくんちメイドさんがいるからお掃除はおまかせして、その間本を読んだり、芸術に親しんだり、クリエイティブなことを楽しんでいるんだ」
「ドラえもーん。僕もメイドさん欲しいよう」
「メイドさんは無理だけど、いいものがある。
チャッチャラー。そうじ機」このシーン、十分CMになりそうな気がしてきた。さすがに普通のそうじ機では無理だろうが、「ルンバ」のような自動お掃除ロボットなら十分絵になる。が、ルンバはアメリカ製。ドラえもんを使うとなれば日本の会社だろう・・・類似品は?「スマーボ」。が、これは「東芝」扱い。ダメだ、そんなもの使わずともカツオもワカメも大喜びで掃除に励みそうだ。
なるほど、サザエさんの家庭が進歩から取り残される理由が分かった(家電製品は最新型だが使うことはない)。のび太の様な人間の方がテクノロジーを推進するには適当なのか。というわけでのび太に戻って話を続ける。
「うわっ、これはすごいや。しずちゃんにも見せてこよ」
「わー、のび太さんすごいのね」
「へっへー、そうじならまかせてよ」
「のびたー、いいもの持ってるなあ、俺にもかせよ」「たけし、何やってるんだい」
「うわ、かあちゃん」
「そんなに掃除がしたいなら、家の中しっかりやっとくれ。ほれよ」
(雑巾とバケツ)「おい、どらえもん、助けてくれよ。」
「ん〜〜ん、拭き掃除には使えないんだ。」藤子不二雄が「ひみつ道具を考えるよりも、同じ話にならないようにするほうが大変だ」といっていたのがよく分かる。今のテレビ朝日には理解できない言葉だろうが。