雪の日のマットレス

 東京で11月にとしては54年ぶりの降雪。
 異常気象ということでもっと騒がれていいのだが、地球温暖化に絡まないせいか報道は過熱しない。個人的にはエルニーニョ現象よりも大変な目にあったのだが。
 コンビニの中で転びかけてしまった。

 笑うなかれ、本人結構肝を冷やしたのだ。しかし私はタダでは起きないめげない子。
 床がぬれているのはよくあること。しかしなぜ今日に限り転びかけたか。

 疑問を解くには転ぶ恐怖から解放されてコンビニコーヒーのボタンを押す刹那で十分だった。今日は雨ではなくて雪だからだ。雨と違って店内に入ってしばらくの間、雪は溶けずに傘についたままである。時間差を持って水になり、そこで雫となって垂れる。つまり床に水が落ちる場所が普段と違うというわけなのだ。具体的にはレジの前に水たまりができていた。

 改善策としては、レジの前に吸水マットを敷く。雨の日であれば、入って2,3歩のところに敷いてあれば、丁度その辺で雫が垂れるのはあらかた終了する。ところが雪の日はまだ雫が落ち切っておらず、別の場所でも水を吸収しないといかんいうことだ。

 地球温暖化と違って、こっちは解決しやすそうだ。もっとも地球温暖化という自然現象と違って、今まで気が付かなかった人は、最後まで気が付かないふりをしたがるものなので、いつまでも改善しない可能性が高いが。

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