命名権は元々儲かってない

 自治体は地名を自由に決めてもよいそうな。
 大物では「いばらぎ」を「いばらき」と変えた茨城県。
 千葉県鎌ケ谷市も中沢の一部を「斎藤」に変えるそうだ。
 北海道の北広島市も「大谷町清宮」という地名を新設してそこに野球場を作るとか。
 確かにしっくりくる。

 箱モノの命名権を売却して自治体の収入につなげる、というのは今や常識と言っていい手法であるが、ここは地名の命名権も売却してはどうだろう。
 府中市なんかすでにやっているぞ。
 東芝町、日鋼町。(川崎市には小向東芝町というのもある。)
 いや、更に大物、世界的に有名な豊田市がある。(日立市は語源が同じなだけで特に企業に合わせたわけではないらしい。)
 これらを自治体の収入につなげていないとすれば、それはどう考えても首長や議会の怠慢であろう。
(愛媛県新居浜市の場合はタダでもよかった。「住友市」にしておけば町ごとリストラされることもなかったろう。これは金銭に代えられないメリットだ。)
 天理市は政教分離の観点から名前を変えたほうがいいかもしれないなあ。

 「トヨタ」で思い出したが、昔の部署で、海外渉外要員が「松田」と「鈴木」ということがあった。
 意図したかどうかは分からないが、確かに一発で覚えてもらえる。

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