オタク文化は戦犯を救う

 東京の有名な心霊スポットとして東京拘置所(+処刑場)あるいは巣鴨プリズン跡、つまり池袋のサンシャイン60というのがあるそうな。
 今や繁華街、特にアニオタ、ゲームオタ系の女性があの辺にわんさか押しかける。
 地縛霊の皆さんもうれしくないわけがない。
 さらには監獄であることに注目。男だらけの狭い空間、ほとばしるエネルギーを鎮めるためにある種の行為に励んでいた方々は、集まってくる若い女性の少なからぬ割合がBLを愛好する腐女子ということに「我々の理解者だ」と憎からず思っているに違いない。

 結果、多くの柱がこれまでに成仏したことであろう。
 アニメイト池袋に圧倒的に女性が多いのは、霊的に正しいことだったのだ。

 一方のアニメイト秋葉原、女性専門店を別に作ったようにやはり男性客が多い。なにしろ「ベルサール」(フランス語だとすると音からしてbelle-soeur「義理の妹」の意味)秋葉原、というビルがあるくらいに男性よりだ。もっとも住友不動産はあちこちに「ベルサール」というビルを建てている。萌えているなあ。個人的には自分からのアプローチというか仲良くなる努力が不要な「妹」とか「おさななじみ」が出てくるところで主人公を応援したくなくなるのだが。(除く伏見つかさ。これは妹との距離を縮めるために努力する過程を描く。)

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