Windows新標準インストーラー

 Windows2000あたりから、プログラムをインストールする際の画面が変わった。
 よくあるインターフェースの変更だろうと思っていたら、プログラム自体が変わっているそうな。
 従来は、InstallShieldが標準のインストーラーだったが、だいたいWindows2000を境にMicorsoft純正のインストーラーに変わったらしい。Windowsインストーラーとかいうそうな。

 とあるソフトをインストールしようとして調べていると、Windowsインストーラーがあるのを前提としているそうな。そのモジュールが無いとインストールできないらしい。あるかどうかとあせったところ「Office2000が入っていれば大丈夫ですよ」というので安心してインストールすると失敗。更によく聞くとWindowsインストーラーはいくつかバージョンがあって、バージョンが古い場合はinstmsiw.exeだったかを上書きして起動しなければならないとか。ああ面倒くさい。

 ふつふつと嫌な予感がしたのでインストール完了後、MS-Word2000を起動したらオリジナルのCD-ROMを求めてきた。ひょっとしてWindowsインストーラーはバージョンをアップすると今までのアクティベーション情報を忘れてしまうのではないだろうか。
 さいわいなことに、この場合は「キャンセル」ボタンを押すと、そのままMS-Wordが使えるようになったし、この事象はインストーラー更新以前にMS-OFFICEを使っていないという奇特なPCに発生するようだということが分かったのでほっとしているのだが、さてさてさて、Microsoft製品について以前アクティベーションをしたはずなのだがなぜか、再度CD-ROMを求めてきた、という一時期話題になった記事、これが原因なんじゃなかろうか。

 となるとWindowsUpdateをやるか、Windowsインストーラーを含むソフトをインストールすると、こういう問題が生ずる可能性があるということだ。(記事の事象をこう解釈すると、辻褄は合う。)
 まあ、日本語版MS-Office2000はアクティベーションがないようだから気にしなくてすみそうだが、間違って英語版ソフトをインストールして、それがWindowsインストーラーを更新したりすると、たとえ日本語版でもMS-OFFICEを50回ばかり起動すると、いきなりCD-ROMを要求されるかもしれない。

 何の根拠もない思いつきだけど。だれか経験ございます?

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