キレイに印刷

 ASAHIパソコン2/1号なんぞを見ていたら「なぜキレイに印刷できないのか」という特集があった。一生懸命用紙の種類の解説をやっている(プリンタドライバの設定という記事もないではないが、違うプリンタ使っている人は見捨てているのだろうか)。なんとなくタイトルと記事の内容がずれている。
 「なぜキレイに印刷できないのか」という風に質問形式のタイトルを作ると、まずは、どうしてそのような疑問が生ずるかを述べ、次にその質問への答えを述べ、解決策を書いてゆく、という構成にならないのかね。
 なお、私がタイトルへの回答として即座に連想したのは「パソコンのディスプレイで色を作っているのは色光の三原色、印刷に使うのは色料の三原色。しかも光は混ぜると白に近づき、インクは混ぜると黒に近づく。これだけ性質が違う以上ディスプレイ上の色をキレイに印刷できないのは当然でしょう」というもの。これはこれで常人離れしている感想かもしれない。(でも言っていることは間違いじゃないと思うんだが。なお、ASAHIパソコンの特集はインクの色がRGBでないことには気がついてるようだが「三原色」という発想はないみたい。)

 ASAHIパソコン「紙質」を記事の(一つの)中心にしているのはまあいいが(私も初めて知った内容が多いしためになる)一つ書き忘れていることが。「紙」には「表裏」があってやっぱり表に印刷した方がキレイなんだぞ。。。記事を書いた人は言うだろう「そんなの常識だろ」。はい、私も小学館の学習雑誌で読みました。でも私の周囲で聞いたら知っている人の方が少ないのよ。(ひょっとしてトリビアなのかしら。)

 というわけで、はりせんかましの提供する印刷TIPSを
 紙の両端を持って曲げてください(例えば、凸が向こうにいくように)。次に逆方向に曲げてください(例では、凸がこっちに来るように)。紙に曲がりやすい方向と曲がりにくい方向があるのが分かりますね。曲がりにくい方が紙の表です。
 表の方が紙の繊維が稠密ですので、こちらに印刷した方がキレイです。
(表裏の見分け方は他にこんな方法もあるらしい。)

 ついでにどうでもいいようなTIPS。
「しもやけは軍手をして寝ると直る。」
 これは「裏ワザ」というほうが適当なのか?言われてみると当たり前なのだがオリジナルな方法よ。

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