システム管理者をやっていると「パスワードがロックされました」と泣き付かれることがあると思う。泣き付いてくる人はなんとなく決まっているものだが、ふと気が付いた。2つあるシステム、泣き付いてくる人が違う。○○システムでパスワードがロックされるのが多いのはAさんやBさんだが、△△システムだとCさんやDさんである。コンピュータネタ、目次へ
なぜか?と考えた。○○システムは毎日使うもの。△△システムは週に1回くらい使うもの。するとよくパスワードがロックされる(正確にはユーザーIDがロックです)人間の傾向は、こんなふうになる。
○○システムは、タイプミスが多い奴。(CapsLockを無視する奴を含む)
△△システムは、パスワードを忘れる(忘れることを気にしない)奴。ふーん、と納得しているうちにワークフローが変更になって、△△システムも毎日使うようになった。これで泣き付いてくる人の傾向が一つにまとまれば私の仮説は証明されたといえる。
ところが泣き付いてくる人の数自体、がくんと減った。これでは証明できない。結局仮説のままとなった。(パスワードを使う機会が増えたので、みんな慣れたということだろう。)それでも来る人はどんな人?
自分のタイピングに自信があって「パスワードが違います」のエラーメッセージにも揺らがないのだろう。(61万株、1円で売ります、の人はこのタイプだろうか?)