私は「萌え」が分からんといったが、窓辺ななみは理解できた。誰しも中学高校の間、ひとりふたりはあーゆータイプに出会って「いいなあ」と思った経験があるだろう。なるほどな。もっともあれでは萌えない、という人もいる。うーーーむ。笑顔を作っている、という批判があったが、それへの反論があまりに美しかったのでななみ支持に回ることとした。「笑いなれてない女は、嫌いじゃない。」コンピュータネタ、目次へ
で、OSのキャラ(OSたん?)がどーの、という話題が出ているが、例によって歴史観が足りない。LinuxのタコちゃんやFreeBSDのデーモン君が元祖だろう。javaのキャラDUKEというのもいた。というわけでWindows7にした。コンピュータ業界は7という数字が好きらしい。Windowsのバージョン自体は確か6.1くらいだと思うんだが、それを言うならSun MicrosystemsもSolaris2.7をSolaris7として売り出した。Solaris10で3.0に戻るかと思うとさにあらず。どうするつもりかと注目していたらOracleに買収された。世の中うまくできているものだ。
もちろん窓辺ななみの可愛さに惹かれてパソコンを購入したわけではない。あの手の女とは(友人の証言だと)うまくいく(寸前だった)はずなのだが、本人同士はなぜかすれ違うので魅力は認めても惹かれはしないよう、心が学習してしまったのだ。購入の必要が生じたのは父親がらみである。
以前パソコンを買って設定してあげたんだが、なにしろAMDのCPUが1.1GHzという時代のもの。えらい調子が悪くなったようで、帰省のとき見てみると「Cドライブの使用率が99%」。これでは動かない。買い換えないと。かといって今から新しいWindowsのユーザーインターフェースを覚えてもらうのは酷。というわけで自分が使用していたWindowsXP機を供出したのである。当然自分の分がなくなる。まあ使い道は限られているが、ないのは困る。また、Vistaはパスしたが、Windows7に対して意見を求められることはある。知らないというのはあるまい。ただし単に買い換えたのでは面白くない。DVDドライブが壊れたアナログ専用ビデオデッキの代わりになるかな、と思ったのである。地デジチューナーをつけて、とすると拡張性の高いビデオデッキが手に入るぞ。
すると必要スペックは「少なくともDVDドライブ付き」「ハードディスクの容量はできるかぎり多く」「HDMI出力端子付き」ということになる。いくらでもありそうだ。ただし私の場合「液晶はノングレア」という条件がつく。すると数が極端に少なくなる。
SONYのPedionにもちょっと心が動いたんだがなあ・・・。(この言い方、各社の薄型銀パソを○○のVAIOと評したことへのもじりです。薄型ボディにアイソレーションキーボードというと三菱のPedionが元祖でしょう。NECのHandy98は忘れてくれ。分厚いから。何?だれも覚えてないからいいって?HP-LXは別格。)ヒューレットパッカードがいかにもOmniBookの後継、というデザインのPCを出してくれれば無条件で購入なのだが、他社比あまりにギラギラ光る液晶画面は、このデザインなら妥協しよう、という気持ちを思い切り萎えさせる。
EPSONのCULV、ノングレアも心惹かれたんだがねえ。ドライブは外付けでよいか。。。しかし電池が持たない。HDMIもない。インターネットで世界の情報は手に入るが、実際に自分のほしい情報が手に入るかは自分の情報収集能力によるところが大きい。久しぶりにそれを発揮することとした。早い話が秋葉原をぶらついたのである。実は私が窓辺ななみに会ったのはここである。ドスパラの1F。ほぼ理想に近いノートがあった。GT2。これが○辺○○み、だったら即決で購入である。が、1つだけ気に入らないところがあった。キーボードのタッチである。
CPUは余りこだわらない。メモリは2G以上、ハードディスクは目一杯(500GB)、ノングレア液晶で、キーボードがましなの、HDMI端子付き・・・ナゼない。で探し回って、やはり再度のインターネット。こういういいサイトがあるのね。なになに、年末年始限定17%引き。この型名聞いたことあるなあ・・・、ああ会社のOAで使っているわ、ちょっと貸して、悪くないなあ・・・ブルーレイディスクつけてこの値段になる、そう。ブランドイメージが悪くなったが、しゃーない。ThinkPadは3台目だなあ。R500です。USキーボードのほうが良かったかなあ・・・。
ThinkPadがIBMでなく、中国の会社の製品になったといきなり実感。注文確認メールより引用
《※合計金額についてのご注意ああ、理解してやるぞ、ソフトがバグ持ちのままでオンラインショッピングをやっているタリラリラーンな会社だとな(それ以外に理解のしようがあるだろうか)。売買契約が成立したと主張してから「実は金額が違うかもしれません」というのはちょっとすさまじい。IBMなら間違ってもこんなことは言わなかった。10円以下は切り捨て、としてでも隠し切る。やはり中国は駄目だ。(と言い切られても仕方ないと思う。)
現在、弊社システムの不具合(消費税の計算方法)により、実際に請求させていただく金額が、Webおよび本メールに記載されている金額より数円安くなる場合がございます。正しい請求金額につきましては、追ってLenovo Lenovo(LENOVO@lenovo.com)より送信される「ご注文の確認」メールをご参照下さい。
(中略)
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願い致します。》更に、注文+入金後、確認に1営業日空く。納期2〜3週間というが、「発送しました」メールは、3週間と1日後。で、到着まで10営業日かかるらしい。
中国にも「蕎麦屋の出前」というのがあるとは。すんでのところでキャンセルされないようにいろいろと考えているようだ。それにしても中国は駄目だ。注文から到着まで一月以上もかかると、結構値下がりするじゃないか。その辺Dellは偉い。CPUの値下がりを見越して、CPU抜きで組み立てで搬送し、配達直前にCPUだけ挿す。やっと届いた。ところが注文仕様と違う!HDMIポートがない!似たようなポートはあるがケーブルが刺さらんじゃないか。DisplayPortというらしい。くそう、受注後、組み立てまでにベースモデルの仕様が変わったか。あれだけ確認したんだから見間違いはない。ところが証拠がないんだなあ。いちいちプリントアウトしていないし、動的にHTMLを生成するページなのでキャッシュもない。兄弟モデルのR400のベースモデルが同時期に変わったのは変更前の写真を載せているページがあったので確認できたが。まあ変換ケーブルつければ使えるんだろうが、バカにならない出費。サポート窓口に文句言ってケーブル一本送らせよう。
で、どこに文句言えばよいのかLenovoからのメールを確認すると「注文された仕様はお客様から確認できません。」確信犯だ!とにかく中国は駄目だ。ということはBTOで注文したところも危ない。思わずハードディスクの容量は足りているか、メモリはちゃんと積んでいるか、確認する羽目に陥ったではないか。せめて送付状に仕様が書いてないか探す。ない。しかしもう1つ嫌なことに気がついた。送付状の苗字と名前が逆に印刷されている。あれ、注文フォームで打ち間違えたかな?と宅急便の伝票を見るとこれは正しい。なんといい加減な奴らだ。中国はどうしようもないほど駄目だ。
サポートに文句言いまくろうと思ったが、なぜかサポートはIBMなのね。IBMとは後述の理由によりいざこざ起こしたくないんだよねえ。どうすっかなあ。
とりあえずケーブルは秋葉原に買いに行きました。そこでプリウス:リコール+のアイディアをもらいました。翌日トヨタにメールを打ちました。即日きちんとした回答が返ってきました。おそらく今回の不祥事に関する怒りのメールが多量にくる中で、よくぞ拾い出してくれたものだ。中々しっかりしている会社だ。よし、次も車はトヨタにしよう。と気分が良くなったのでLenovoは多少救われた。(私は単純。)
(でも、ホントーは心配。2/10の日経新聞1面によると、ブレーキが利かないのは0.06秒らしい。能天気なコラムニストが、その一瞬を大切にしたのがトヨタの品質につながった、と書いているが、普通0.06秒は気がつかない。0.06秒であったはずのタイムラグが感知できるほどの時間になったことが問題だ。リアルタイム性が最重要のはずのブレーキシステムで、設計では考えられないレスポンスの遅延が起こるのが本当は大問題だろうに。)やっぱりドスパラのななみが良かったかなあ。価格差が2万円になってしまったではないか。と思いつつも折角ブルーレイドライブをつけてもらったのだから、ブルーレイディスクのコピーに励もう。現行R500にブルーレイディスク付きがないことから、DVDマルチドライブがしれっと付いているかと懸念したが、さすがにこれは大丈夫だった。
私は、ブルーレイディスクコピー振興会の会長といった目だった活動をしない限り、ブルーレイディスクをコピーしてもとがめられない人間なのだ。コンテンツと再生ソフトを同時に送るというのを考え付いた奴だからね(国産OSを推したいという意図があったので今から考えるとOSと書きすぎているが)。ブルーレイディスクのコピーガードソフトは、コンテンツと共に送る仕組みになっているらしい。これをやると一度破られても継続的にアップデートできる道が残されているわけだ。
まあ、僕が考えたのはコンテンツ+再生ソフトの同時配信、連中が採用したのはコンテンツ+コピーガードソフト、微妙な違いはあるが、コピーガードソフトであっても、ガードを解除するという部分では再生の一端を担っている。というわけで、ブルーレイディスクのコピーガードソフト配付の特許が成立していたとすると、これに異議を申し立てることを可能とするネタを当方は持っているわけだ。僕がWebにあげたおかげでしっかり周知の事実になっている。
となるとできるだけ波風を立てたくないのが人情だろう。しかし所詮は個人、先方遠慮なく僕に文句を言うかもしれない。ところが当方が主張した論文はIBMユーザー研究会に出しているのだ。見事落選だが著作権はIBM側にある。つまり連中はIBMを相手にしなければならない可能性がある。少なくともIBMと無用ないざこざを避けるため、なんらかの合意を作っておかねばならない。IBM相手にそれは嫌だろう。ならば私一人を無視したほうが連中としては得策だ。
本当は自分の論文とはいえIBMに著作権があるものをWebに載せた僕は厳密には権利侵害だ。でも落選分を作者がアップしても、それは社会通念上許される範囲だろうと都合よく考えている。それに、もしこれをネタに示談金をIBMは受け取ることができれば、私は彼らの利益に貢献するかもしれないのだ。
まあ、そうなったら私にもおこぼれを。IBMのThikPad1台でいいです。Windows7がサクサク動く奴。ほしくてたまらないんだ。中国製はもう嫌だ。
というわけで外付け地デジチューナーは台湾製にしよう。手ごろな価格のカード型でフリーオってのがあるのね。チェックチェック、と。さっき書いたコンテンツと再生ソフトの同時配付のアイディア、最初に考え付いたとき、ニョーボにダーーーーッとしゃべった。ニョーボ曰く
「私はあんたの言うことひとことも分からない。でもあんたがそういう顔して言っている事は、どんな形であれ必ず実現するよ。」
あー、なんと素晴らしいお嫁様。