OS/2がまだ現役だったころから、バーチャルキーボードというのは存在した。コンピュータネタ、目次へ
レーザー光かなんかで机の上にキーボードの画像を投影し、その部分を叩くとキー入力がされるというものである。
最近になって安く、種類も増えてきたし、タブレット型PCでキー入力したくなった時なんぞ便利だから買おうと思ったが、いざ検討してみると
「えー、バーチャルキーボードならではの機能がないの!?」
と気が付いて、踏み出せないでいる。だれでも思いつけることなんじゃないかな?あのー、キーボードは投射するだけでしょ。
せめて「キーの入れ替え」はできないの?
やってる人が多いのはCaps LockとCtrlキーの入れ替え。キーボード投射画像を作るソフトに手を加えれば画像として入れ替えというのは難しくないと思うが。
あるいは、入力効率の高いDvorak配列に切り替えるとかができればとっても便利だと思う。
キーの位置をフレキシブルに変えろ、というのは難しいかもしれない。なので英語101キーボード、という言い方はしなかった。(例えばEnterキーが横長になる。)要するにキートップの文字を変えてくれというだけである。何とかなりません?フランス語配列にしたりドイツ語配列にできたりすると語学学習者やそれらの言語を扱う人の需要があると思うよ。個人的に欲しいのはキリル文字(ロシア語)。
確かに独語仏語なら慣れでこなせる部分もあります。当方ドイツ語はキーボードドライバを切り替えて、しょっちゅう間違えながらも記憶半分の手探りで打ち、フランス語はMS-Wordの機能で文字入力をしてはコピペしています。が、キリル文字はさすがに無理。中国語も記号が大幅に異なるのはちょっと。なのでこういう時はキートップの文字が違うキーボードに換えたいわけだ。しかし物理的にキーボードを切り替えるのは手間すぎるし携帯は無理だろう。
そこでバーチャルキーボードの画像選択で言語を切り替えてキートップに投射する文字も変化、としてほしいわけよ。当然ドライバも連動で入れ替えです。これができればドイツ語フランス語もそっちで入力します。ついでに日本語と英語もメインで使います。まさか「キーはフィルムで投射してます」ってことがなければ比較的簡単にできそうな気がするのですが。