エレキギターの弾き方についてはいろいろ今までに書いてきたが、実は集大成版を作っていたのだ。一年ほど前にちょっと触れたがそのあとも改訂を続けていた。しばらくこの分野のネタがなかったのはこのせい。ようやく書ききったかな、というところまでは来た。音楽ネタ、目次へ拍節・譜割の感覚とか、テンポキープの練習とか、構え方とか。
当然ピッキングのときの筋肉の動きも、身近な動きに例えて実感を持ってもらえるようにしました。 ネックの持ち方、日常生活には滅多にない動きだけども、これも僅かの時間ではあるが誰もが自然に行う動作に合わせて解説。
基礎練習もいちいち何に注意して行うかを交ぜながら譜面を書いた。TABも起こした。クロマチックとスケールなんてけち臭いことは言わずバリエーション豊かだよ。指の形を整えたり、キレのよいピッキングを体得したり、シングルノートピッキングとストロークの使い分けなんてのもあったり、どうやったら音の粒をそろえられるか、なんてのまで。(Finale Notepadよありがとう。)気にしたのは練習曲自体が練習すべきことを教えてくれるようなモノを選ぶということ。
その他コラムも入れたりして、全部でA4にして50ページ超。
ギター各部の名称、なんてコトは書いてないけど、チューニングの仕方はある。ハーモニクスで合わせても合わないことまで書いている。簡単な算数で理解できる。だから最終的にはスケールを弾いて耳で合わせないといけないのですよ。
編集者が手を入れる必要はあると思うが、史上最高の初習者用教本になるに違いない。ただし誰も出版しないだろうなあ。今までの本が売れなくなる。更にはそもそも書いた私がうまくないので模範演奏ができない。いまどきCDなしの本なんて出してもらえるわけがない。
かといって無料配布するつもりもない。いままで私を含めギターを弾きたいと思ってきた人はテキトーな教則本のせいでどれだけのカネと時間(努力)をムダに費やされてきたんだ!という怒りがあるからだ。
出版社はしかたがないとしても(譜面とか出版してくれてますし)著者一同には並んで土下座してほしい。そうしてくれれば快く公開する。(その時の情景、ビデオに撮ってYOUTUBEに上げさせて。)かといってこのまま埋もれさすには惜しい。どれだけの初習者が「とりあえず弾けるところまで」挫折せずに行けるようになるだろうか。もっともギタリストとしての実績ゼロの私が書いた本を手に取ってくれる人がいるとしてだが。
女子高生が書いたことにすれば飛ぶように売れるかもしれないなあ・・・女性らしい斬新な着眼点(と思われそうな)発想が有ったりします。浅草と上野の間のかっぱ橋道具まつりで買ったとある調理器具を洗おうとしてひらめいたことが結構重要。うちの子がけいおん!やってくれていればそのルートで通っている学校の部内で広まることも期待できるのだが、ガルパのリズムゲームをやっていて、ゲーム仲間が学校にいて、適当に押しキャラがばらけていて、でもバンド組もうという話は全く起らないからなあ。(ESPさん、期待はずれでしたね。私も期待はずれだった。)
ちなみにうちの子は「バンドリ!の初回放送をリアルタイムで見て、6分半のきらきら星を耐えてこそ、ガルパを語る資格がある」と主張している。私も怖いもの見たさで見てましたし。主人公の苗字、戸山はスタッフに早稲田出身の人がいて、その人は知らなかったんだろうでスルーしてもいいのですが「牛込山吹」。これが問題にならんということは同和問題は解決済みなのか。よかったよかった。なぜか衣替えの前にある文化祭、パンを売っていて、そこでハッと気が付く。一目散にギターに駆け寄って「これか!ピッキングのツボは!!」なんてシーンがあればよかったのですがねえ。←私の教則本では結構重要なポイントです。
「表紙詐欺漫画」あそびあそばせ、のCMに続いてポッピンパーティのCMが流れていた。アニメを見た立場から言うと「バンドリ!のほうがよほどイラスト詐欺だ!」
ブツブツ書いているけどようするに、自信作が出来たけど現状では公開しても特に意味があるというわけでもない。どうしようか、と悩んでいるわけだ。