「立憲民主党」というのが出来たそうな。ちょっと時代がかかっているが「立憲」という単語を今になって持ってきたのは悪くない。首相が閣議決定で憲法解釈を覆し、数に頼った強行採決を繰り返し、よくかんがえると安保法案に始まって森友学園、加計学園を含めて共謀罪も説明省略である。いま「法治国家」としての秩序を取り戻すのは、政策以前の重要な問題であるといえよう。社会問題ネタ、目次へ
(安倍さんの関与を森友学園の籠池理事長は国会で証言しているのだが、対する安倍昭恵さんは証人喚問に応じず、ツイッターで、そんなことはない、とつぶやいてそれっきり知らん顔。さらにツイッターを国会証言より正しいものとみなす態度が首相を含めて一般的になっている。これほどの国会軽視を奥さんがやって咎めないという首相も同罪。責任者なのだから私情を殺して離縁するという選択肢もやむなしだろうに。そんな状態だから「立憲」という言葉で法治国家としての体を思い出すことが必要なのだ。)しかし「立憲」の性質上「とりあえず護憲」というスタンスから始めねばならないという制約はキツイ。北朝鮮がミサイルをボンボン飛ばしているからである。この状態で「憲法九条を守れば外国は攻めてこない」と言ってもまるで説得力がない。そこで上空は通過するとしても北朝鮮がミサイルを撃ち込まない保証を作らないといけない。
IQ測定不能という妙な脳を持つ私はこの条件であっても何とか解決策を捻り出した。
北朝鮮の利益代表国を買って出ることによって北朝鮮に対する武力行使されない立場を確保するのである。聞きなれない言葉と思うが、利益代表国とは≪外交断絶または武力紛争時、当事国の一方から、敵国領域内または敵国によって占領された地域内の自国と自国民の利益の保護を依頼された国のことで、普通、中立国がなる。≫(コトバンク)のことである。
現在、すでにアメリカ合衆国は北朝鮮に対する利益代表国としてスウェーデンと協定を結んでいる。(つまり戦争を前提として準備を進めておるのだ。)
戦争するには利益代表国が必要で(必須ではない)そこは中立であるから攻撃されない、という理屈だ。米軍基地があるから中立じゃないでしょ、って?いいや前例はあるよ。ベトナム戦争の時、日本は中立だったじゃないの。在日米軍基地からずいぶん出撃したそうだけど、あれは軍隊が移動中にたまたま立ち寄っただけであり(あるいは転進命令が出たのだっけ?)、だから日本政府にも事前打診がなかった。なので「事前打診がなければ」中立というのが既存の解釈なのである。かつ利益代表国の役目「占領された地域内の自国と自国民の利益の保護」についてはこの上ない実績がある。朝鮮戦争でいったい何人の朝鮮人を保護した?さらには戦争で朝鮮に帰れなかった人を今でも保護している。利益代表国を申し入れた時、この実績を無視することはできまい。断られたら、保護してきた朝鮮人をみなさん返さざるを得ませんなあ。彼らも安保理決議違反の制裁として口座凍結されれば帰らざるを得ないだろうから人道的見地から旅費くらいは出してあげますか。タンカーみたいな大きな船に積んで送り届けるとして、とりあえず三沢や厚木のあの辺に一時的に落ち着いてもらいましょう。その中で自殺者が相当程度出る可能性は否定しませんが「利益代表国」の申し出を北朝鮮が受ければいいだけの話です。え、人質みたいだって。いや「保護してあげる」と申し出てるのを断るんですか?と尋ねているだけです。
韓国はやりたくてたまらんだろうが、朝鮮戦争休戦中。どうあがいても「中立」とは言えない。中国は北朝鮮と軍事同盟を結んでいる。だから日本が出ていく必要があるわけだ。
枝野さん本人は言いだせないでしょうから、ここは社民党あたりに言ってもらうのがよろしいでしょうね。あるいは党派の壁に延髄斬り!北朝鮮とパイプのある猪木議員に頼んじゃう。
最大の難関「北朝鮮と正式な国交がない」なら一日で解決する。憲法七条に基づいて、首相が大使を接受する詔を発してもらえばいいだけだ。七条解散による総選挙の結果だ。誰も文句は言えないだろう。