輸血が減ってる?当然でしょ

 コロナ騒ぎで献血が減って困っているというけれど、
 むしろ減らないとまずいだろう。

 AIDSウィルスが広まった経緯を思い出してよ。
 血液製剤にウィルスが含まれていたわけでしょ。
 つまり献血/輸血するとウィルスもうつる。
 なので「輸血をお願い」と言われてもウィルス持ちかどうかわからない状態ではおいそれと応じるわけにはいかないのだ。

 日本がウィルス検査を渋っているのは、医療崩壊を防ぐための懸命な措置だ、と贔屓の引き倒しをしてくれている自民党信者(中国ズブズブで入国制限しなかったことは見なかったふりをしているようだ)が多いが、つまりは早期発見ができなかったがために重症化した人が出ても
「やむを得ない犠牲」
と明言してくれるのだろうなあ。
 ぶっちゃけた言い方をすると、現在の方針、重症化するまで検査はしないということによる感染者拡大と重症化がもたらす悪影響と、例えば韓国でやっている、心配な人が医者に行くことによる現場の混乱、どちらがマシか、のばくちをやっているわけである。今のところ日本が賭けに勝っているということなのだがいつまで続くかはわからない。(韓国も、感染していればお金をあげます、を言わなければ数字上、ここまでひどくはなってないと思うのだが。)
 それを承知で政府が「ばくちやってます」と表明すれば(医療崩壊を防ぐためあえて検査をしていないという主張は、忖度する人々が勝手に解釈しているのであって、政府自身は何とも言っていない)、納得するのだけどねえ。他人がいいように解釈してくれたのを肯定も否定もせずに乗っかっているというのは「政治」としてはありかもしれないけど「政策」としてはなしだろう。

 とりあえず安易な方法として「献血者に限りウィルス検査実施」をAIDSウィルスの検査と同列でやってもいいんじゃないかと思うのだが。(AIDSで検査ができるということは、武漢肺炎も血液検査で可能であるはず。)
 発熱している人に輸血をご遠慮願うようにすれば、実はたいしたことは起こらない。

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