ネアンデルタール人から現世人類が受け継いだ遺伝子に新型コロナを重症化させる要因があり、その遺伝子を持った人がヨーロッパから中東、南アジアに広がっている、そうな。社会問題ネタ、目次へ
それゆえその地方と、ヨーロッパからの移民の多いアメリカでより深刻な影響が出ているとか。そういう研究が権威ある学術誌「ネーチャー」に掲載されていたそうな。なるほど、それでネアンデルタール人との交雑以前のアフリカ人の間では新型コロナが問題とならないのか。納得した。WHOのテロドス事務局長がどこかしらヒトゴト感で余裕かましている理由もわかった。黒人だからだ。黒人は大丈夫とあらかじめ知っていたということか。さすがだなあ。もったいぶらずに情報公開していれば、という気はするが人種差別を助長することを恐れたのかな。
いや、多くの人が知っていたのかもしれない。白人警官が黒人のジョージ・フロイド氏を押さえつけて死に至らしめた事件の抗議デモ。新型コロナを恐れずあれだけの人が立ち上がったのは、人種差別への怒りが第一ではあろうが、自分たちは感染しない(感染しても軽症だ)という確信があってのことだろう。
ということは新型コロナが猛威をふるっているはずのアメリカでも、黒人社会ではさほど感染者が多くないということになる。しかしながら、NewsWeekの報道によると《ニューヨークでは、黒人の人口比率が18%であるにもかかわらず、新型コロナウイルス感染症の入院患者の3人に1人が黒人だ。》
え?
ネーチャーとNewsWeekの双方を信頼するとすれば、黒人と白人の同化は私が思っていた以上に進んでいるということになる。
あるいは、悪化しにくい黒人のほうが入院が多いということは、少なくともニューヨークにおいて、黒人のほうが病院にかかれない低所得者が少ないことを示している。
新型コロナが照らし出した、数少ない明日への希望といえるだろう。
よかった。よかった。